水の量は湿度計の数値を見ながら加減するが、500mlの軽量カップでおよそ2〜5杯程度まく。
場所は最も大きなパネルヒータのある居間の床下部分。時間は正午近くか夕方、そして寝る前が大半だ。
設計時から床下暖房とパッシブ換気システムを採用していて、1階床には計4ヶ所の点検口が空いている。床下は全面に鉄筋コンクリートを打ってあり、水をまいても支障はない。
(床下の一部は収納に使っているが、物を入れすぎると空気の流れを妨げるので、ほどほどにしてある)
昨年のテストでは、1回2Lを散水すれば、およそ3%湿度が増すことが分かっている。以前は同じ無動力のフェルト利用エコ加湿器を使ってきたが、コップに立てる方式なので容量が小さく、非力だった。
土間への打ち水は同じ無動力のエコ加湿だが、使う水量が桁違いで、かなり強力な手法だ。
湿度が最も低くなるのは2月末までの1ヶ月ほどで、少なくともこの期間は打ち水が欠かせない。
いまのところ目標値の50%は終日キープしていて、今冬は風邪もひいてなく、咳喘息の再発も免れている。