2018年4月20日金曜日

字幕放送

 テレビは原則として字幕放送で観る。朝は妻が私より2〜3時間早く起き、反対に夜は私が妻より2〜3時間遅く寝る。テレビを点けている1階と寝室のある2階は吹抜けでつながっていて、音は筒抜け。片方が寝ている時間にテレビの音量を上げると、睡眠を妨げる。
 この問題を解決するため、小型のスピーカーをイヤホン端子につけ、手元に置いてメイン音量を下げていたが、最近は字幕放送をONにして音量を絞り、目から情報を得るようになった。
 本来は耳の不自由な方を対象にしたサービスと思うが、健常者でも別の目的で使える。

 サービスはニュースやスポーツ中継などでも提供されているが、ライブ放送はやや遅れて表示されてかえって見づらく、この場合はオフにしている。
 番組によっては全く提供されないケースも多いが、(「にっぽん縦断こころ旅」「小さな村の旅イタリア」など)非常に便利なので、ぜひ全番組で採用して欲しいもの。
 この字幕放送、テレビによって文字デザインが微妙に違う。2階の仕事机に置いてある無名メーカーのテレビでは文字に黒い縁取りがあって見やすいが、1階居間の東芝レグザには文字に縁取りがない。買って9年も経つ古いテレビなので、そのせいかもしれない。

 古い日本映画などには字幕がなく、音声そのものも聞き取りにくくて不便を強いられてきたが、最近の映画放送にはデジタルリマスター処理と同時に、字幕放送も追加されるようになって、非常に便利になった。
 最近は妻と共に昼間に観る映画でも、常に字幕放送はONにしてある。