この問題を解決するため、小型のスピーカーをイヤホン端子につけ、手元に置いてメイン音量を下げていたが、最近は字幕放送をONにして音量を絞り、目から情報を得るようになった。
本来は耳の不自由な方を対象にしたサービスと思うが、健常者でも別の目的で使える。
サービスはニュースやスポーツ中継などでも提供されているが、ライブ放送はやや遅れて表示されてかえって見づらく、この場合はオフにしている。
番組によっては全く提供されないケースも多いが、(「にっぽん縦断こころ旅」「小さな村の旅イタリア」など)非常に便利なので、ぜひ全番組で採用して欲しいもの。
この字幕放送、テレビによって文字デザインが微妙に違う。2階の仕事机に置いてある無名メーカーのテレビでは文字に黒い縁取りがあって見やすいが、1階居間の東芝レグザには文字に縁取りがない。買って9年も経つ古いテレビなので、そのせいかもしれない。
古い日本映画などには字幕がなく、音声そのものも聞き取りにくくて不便を強いられてきたが、最近の映画放送にはデジタルリマスター処理と同時に、字幕放送も追加されるようになって、非常に便利になった。
最近は妻と共に昼間に観る映画でも、常に字幕放送はONにしてある。