2018年4月25日水曜日

弦が切れる時

 4ヶ月ぶりにメインで使っているオベーションギターの弦を交換した。体調不良により、このところ弾き語り活動は練習を含めて開店休業状態だが、それにしても交換間隔が空きすぎた。
 交換直後は音が狂いやすいので、換えるのはライブ2日前と決めているが、DIYでの椅子作りに追われて、今回は深夜の交換作業となった。

 常用している2台のギターは、弦を交換した年月日を詳細に記録している。交換頻度は年に3〜4回といったところ。ギターは大きな狂いがなく、音が出ていればOKという考え方なので、ギリギリまで使い続ける。


 記録によると、弦は40年を超える弾き語り活動のなか、過去に3度切っていて、以下の通り。

・2015.7.4…3弦、自宅で練習中に切れる。交換から3ヶ月弱後。
・2016.4.26…5弦、小樽運河で路上ライブ中に切れる。交換から3ヶ月弱後。
・2017.12.15…4弦、当別でのカフェライブ中に切れる。交換から3ヶ月強後。
 細い1〜2弦が切れやすいとよく聞くが、不思議なことに私が切ったのは、やや太い3〜5弦だった。使っているのは3セットで800円弱の格安ARIAのライト弦。安いが、それが切れる原因とも思えない。
 切れる場所はすべてサウンドホールからブリッジの周辺。切れた時期はいずれも交換後3ヶ月あたりだった。おそらくは経年劣化による弦のサビと演奏時間の累計がその主原因で、奏法の半分以上を占めるフラットピックでの強いストロークがきっかけになったと思われる。

 3度のうちライブ中が2度を占めるが、うちひとつは路上ライブ中で、演奏の打ち切りは難しくなかった。最も危機的だったのは、カフェライブ中での弦切れ。この時は予備ギターの準備がなかったが、幸いに休憩直前の時間帯で、休憩を前倒しすることで無事に乗り切った。
 予備弦一式の常時持参は必須だが、大事なライブ(何が大事かは意見が別れるが…)には予備ギターの準備。さらには、大事なライブの直前には、早めに弦を換えてしまうのが得策と思われる。