2018年4月2日月曜日

デザイン的方杖

 18年前にDIYで作った自宅車庫は、屋根や梁組などに微修正を加えつつ現在に至っていて、素人仕事ながらも豪雪や強風、地震によく耐えている。
 柱と梁の結合部は当初、単にボルトで固定しただけだった。のちに正面側2段梁の固定をツーバイフォー専用の金物に変え、さらにはツーバイ材利用の方杖(斜めの補強材)を追加した。


 構造的には向上したが、ありあわせの材料を使ったので、見映えがいまひとつ。三角形の面積が大きすぎて、間延びした印象だった。
 思いついて、三角形の空間を2分割することにした。構造的な意味はなく、単なるデザイン的な処理だが、方杖と同じ部材を使ったので、バランスはよくなった。
 懸案事項のひとつだったネズミに食われた庭木のうち、最も太い楓は手持ちの片面コーティング仕様の端布を巻きつけて剥がされた樹皮部分を隠し、様子を見ることにした。乾燥防止や紫外線からの保護にはなり、傷の回復は早まるはず。

 ときどき外して腐敗予防の木酢液を塗ったり、冬ごもり前には別のネズミ食害防止策を施す必要がありそうだ。
 南北に家が建ち、庭木の役割も微妙に変わりつつある。扱いやすいよう、もっと枝を切り詰めるべきか迷う。