2018年4月17日火曜日

灯油消費量増えた

 今冬最後となる灯油をホームタンクに給油した。前回給油から59日が経過し、給油量は308.6Lで、日平均では5.23L/日。前回厳寒期の日平均値が6.86L/日で当然減っているが、前年同期の数値4.48L/日より17%弱の増加。
 過去4年間における同時期の数値を、3月の札幌地区月平均気温と日照時間と共に比較してみると、以下の通りである。

・2015年:4.54L/日(3月平均気温3.8℃、日照時間144.0h)
・2016年:4.67L/日(3月平均気温2.1℃、日照時間164.1h)
・2017年:4.48L/日(3月平均気温1.4℃、日照時間184.1h)→ボイラ交換
・2018年:5.23L/日(3月平均気温2.4℃、日照時間159.1h)→南側に住宅

 平均気温は昨年より高いが、日照時間が14%減っていて、条件としては2016年に近い。それでも2016年に比べて12%ほど消費量が多いのは、ボイラ交換による燃焼効率低下と、南側に住宅が建って日照時間が減った影響と思われる。

油量計の氷雪カバーを更新した(PTボトル利用)

 次に年間灯油消費量(給湯を含む)を12〜2月の札幌地区3ヶ月平均気温と日照時間と共に列記してみる。
気象庁「過去の気象データ検索」による)
(2014〜2015年は最終給油日が5月にずれ込んだため、比較できない)

・2010年:1082.5L(12〜2月平均気温-2.0℃、日照時間274.6h)
・2011年:1078.9L(12〜2月平均気温-1.4℃、日照時間312.1h)
・2012年:1032.1L(12〜2月平均気温-3.6℃、日照時間356.7h)
・2013年:1111.0L(12〜2月平均気温-3.7℃、日照時間292.8h)
・2016年:1111.8L(12〜2月平均気温-1.7℃、日照時間279.1h)
・2017年:1134.5L(12〜2月平均気温-2.3℃、日照時間243.0h)→ボイラ交換
・2018年:1220.8L(12〜2月平均気温-2.9℃、日照時間288.5h)→南側に住宅
 ついでに、これまで分析してなかった入居時から10年間の灯油消量も比較する。

・2000年:1310.7L(12〜2月平均気温-2.7℃、日照時間302.3h)→新築1年目
・2001年:1327.0L(12〜2月平均気温-4.6℃、日照時間293.6h)
・2002年:1082.9L(12〜2月平均気温-2.2℃、日照時間270.4h)
・2003年:1101.4L(12〜2月平均気温-3.4℃、日照時間318.0h)
・2004年:1176.5L(12〜2月平均気温-1.3℃、日照時間277.7h)
・2005年:1200.8L(12〜2月平均気温-2.7℃、日照時間237.5h)
・2006年:1189.3L(12〜2月平均気温-3.1℃、日照時間268.6h)
・2007年:1075.0L(12〜2月平均気温-1.3℃、日照時間238.8h)
・2008年:1053.5L(12〜2月平均気温-2.8℃、日照時間284.4h)
・2009年:1017.2L(12〜2月平均気温-0.9℃、日照時間240.2h)

 新築直後2年間は1300Lを超えているが、木材や土間コンクリートからの水分蒸発で奪われる潜熱の影響が大きく、あまり参考にならない。状態が落ち着いてきた2002年からの数値を見ると、今冬の灯油消費量は過去最大となった。

 2002年から2016年までの13年間における灯油消費量平均値は1101.0Lで、同じ13年間における12〜2月平均気温は-2.3℃、平均日照時間280.8hだった。
 今冬は平均値に近い寒さだったといえるが、今冬の灯油消費量1220.8Lを現状の暖房ボイラと日照環境による平均的なものとすれば、今後はその差120L程度年間消費量が増えると考えるべきだ。
 灯油価格は日々変化するが、平均70円/Lとすると、年間8千円強の増加。まあ、やむを得ない負担増である。他の節約工夫で何とか相殺するとしよう。