これまで使っていたのは、大人用椅子の背板部分に装着するタイプだが、この方式だと制限が多すぎて、今後2〜5歳くらいまでの段階的な成長には対応できないことが分かった。
2017年7月に作った大人椅子装着タイプ |
装着スタイルはあきらめ、完全自立式の椅子を作ることにする。座板の支持梁と背板は現状のパーツを利用し、座板は19厚シナランバー、脚と足載せ板はヌキ板を新たに使う。すべて手持ち端材の再利用なので、費用はゼロである。
昼食をまたいで12時少し前から作業したが、予想外に手間取って計6時間近くを費やした。
座板寸法はこれまでと同じW260×D205で、高さは床から520。足載せ板はW260×D160で、高さは床から340。(座板と足載せ板の間隔は180)背板は座面より295高い。
足載せ板は通常のヌキ板に半割のヌキ板を横からビス止めし、幅を1.5倍にするというウルトラ技を使っている。
各種数値は、孫娘の体格と既製品の寸法を参考に決めた。今後の成長に伴い、座板と足載せ板の高さは随時変える予定だが、単なるビス止めなので、作業は難しくない。
デザイン的に気に入っていない部分は、背板の高さと脚の垂直部高さがそろっていないこと。「背板はなるべく高く」という、前回からのお嫁さんの要望を優先させた。
転落防止用のガード板や安全ベルトはいまのところつけていないが、要望次第では、今後追加するかもしれない。GWで家族が集まる予定なので、まずは座り心地を試してもらおう。