2018年3月9日金曜日

爪水虫の治療

 昨夏に4回通って老人シミの切除手術を受けた皮膚科に、再び行くことにした。金曜と土曜は院長がときどき休むので、事前に電話で所在を確認する。
 老人シミは切除手術終了後も市販のビタミン剤「シナールイクシ」を数ヶ月飲み続け、見た目で気にならない状態にまで回復。その後は治療をやっていない。
 今回は長年苦しんでいる水虫治療のための通院だった。水虫は20歳くらいから続く持病。命に別状はないので真面目に治療してこなかったが、10年以上前に飲む水虫の薬があることを知り、血液検査をしつつ半年以上かけて完治させた。

 左右の足と右手人差し指にあった爪水虫が全て消え去り、ようやく終止符を打ったつもりでいたが、なぜか右足の爪全部に再発。病院でいろいろ聞かれ、どうやら同じく水虫を長年抱えている妻から再度移されたらしいことを知る。
 実は妻にも飲む水虫の薬を勧めたが、事前の血液検査で肝機能値に問題が見つかり、医師の許可が下りなかった。水虫治療は家族全員で取り組むべき課題のようだ。


 細かい経緯を説明し、患部の状態を診てもらったら、問題のある爪の根元に新しいピンクの爪が育っていて、状態はそう悪くないという。
 最終的に飲む水虫の薬に近い効果があるという液体系の「クレナフィン」という新しい薬を処方された。ただ、効くことは効くが価格が高い。3本分の薬代だけで5,780円。確かに高い。

 帰宅後に妻に確かめたら、別の皮膚科に通う妻も1ヶ月前から同じ薬に変わっていた。妻は両足の爪全てに塗っていて、1ヶ月で1本使ったという。私は右足だけなので、理論的には3本で6ヶ月もつはず。最低1年は塗り続ける必要があるそうで、推定治療費は1万4千円ほどか。
 老人シミでも同じくらいの費用を使った。病気の治療に、ある程度の金はどうしてもかかる。あとは根気との闘いになりそうだ。