燃焼効率は前機種よりも悪くなったが、運転時間の変更等により、灯油消費量は前機種と大差ない。待機電力や運転時消費電力が大きく下がったので、冬期の電気代は20%以上も減り、トータルでの維持費は下がっている。
ボイラは価格の安い半密閉式システムなので、自然乾燥等により減った循環液(不凍液)の定期的な補充は欠かせない。
(コストは上がるが、密閉式システムの場合は循環液の補充は不要)
循環液水位はボイラ横にあるガラス窓から随時確認できるが、1シーズン目は減少量が激しく、数回の補充を強いられた。量は記録していないが、1〜2Lの範囲だったと思う。
前機種も半密閉式システムだったので、定期的な補充作業には慣れていた。投入口のビス4本を外す必要はあるが、ちょっと器用な人なら誰でもやれるだろう。
1シーズン目の補充量が予想より多かったので、今シーズンは専用の補充液(イオン交換法による高純度精製水)を2L買って準備した。
ところが、どういうわけか今年は循環液水位が規定レベルの半分あたりを指したまま、全く動きがない。(水位チェックは運転停止時に行う)シーズンは終わりに近いが、これまで一度も補充はしていない。
理由ははっきりしないが、前年にあれだけ補充したので、もうお腹いっぱいにでもなったのか?
ボイラ運転には特に問題なく、灯油消費量もごく普通。補充せずに済むのは楽だが、なんだか拍子抜け。記録によれば、前機種では毎年0.5〜1Lの循環液を補充している。今後どうなるのか、しばしの様子見。
(補充する循環液に不凍液を使うと、濃度が上がって運転に支障が出る可能性があるらしい。また、水道水での補充も不純物を含むので、避けるべき)
《2018.8.7 追記》
結果的に今シーズンの循環液補充はゼロだった。循環液水位にもほとんど変化がない。