3月になって土の温度が上がってきたせいか、例年のように台所にアリが出没し始めた。最初は日に1匹だけだったが、そのうち2匹になり、気温の上昇に伴って日に3〜4匹も見かけるように。
見つけるたびにつぶしてきたが、放置すれば冬でも数が増え続けることは間違いない。高断熱高気密住宅は人間にとってもアリにとっても天国なのだ。
台所のゴミバケツは一回り大きいタライに入れ、周囲を水で満たしてアリが侵入できない工夫をしている。狙われやすい蜂蜜容器も、同様に水を入れた一回り大きい容器に入れてある。菓子類は基本的にプラ容器に密閉だ。
季節を問わずアリ対策に抜かりはないが、それでもアリはやってくる。そこでネット情報で知った蚊取り器によるアリ撃退を試してみることにした。
これまでアリ対策としては、ずっとアリメツを使ってきたが、室内に大量のアリを集めてエサを食べさせる煩わしさがあり、見た目もよろしくない。
アリは蚊取り線香でも撃退可能との情報もあるが、火は使いたくなく、臭いも避けたい。電気式の蚊取り器は昨年すでに買ってあり、コード式の消費電力3W、60日分の蚊取り水溶液つきで800円強。アリを殺したり巣を壊滅させる力はないが、アリが臭いをいやがって寄りつかなくなるという。
アリが侵入してくるのは床下空間の隙間のどこか。床下暖房のパッシブ換気を採用しているので、一面に土間コンクリートを打ってあり、アリも侵入しやすいが、撃退の対策もとりやすい。
アリをよく見かける台所床下換気口直下に蚊取り器を置く。電源は台所から延長ケーブルでとり、換気口には一時的に蓋をした。
アリをよく見かける台所床下換気口直下に蚊取り器を置く。電源は台所から延長ケーブルでとり、換気口には一時的に蓋をした。
蚊取りの場合は日に12時間稼働が目安なので、これに準じて5時間ON→7時間OFFを日に2回繰り返す。タイマーを持っていないので、プラグの抜き差しによる手作業だ。その結果、稼働1〜2日目でアリは日に1匹しか見かけなくなり、3〜4日目はゼロ匹。確かに効果はあるようだ。
今後の方針として、連続1週間使ってアリが出ないようなら、いったん蚊取り器をやめて様子をみたい。(その後5日目に1匹を発見。まだ油断できない)
これまでの傾向として、5月上旬くらいになると、再びアリが活発に出没し始める。その際にも果たして同様の手法が通用するのかどうか?むこう数日の動向とあわせて、当分は経過観察である。
《2018.3.13 追記》
その後5日目以降のアリの出没数は、1→0→0→0匹と変化。0匹が3日続いたのでスイッチを切ったが、とたんに1匹を見かけた。再度稼働させたが、10日目には3匹に増加。
抑制効果はあるが、稼働させてもゼロになるわけではないことを知る。稼働時間も含めて、効果には慎重な見極めが必要。
《2018.3.13 追記》
その後5日目以降のアリの出没数は、1→0→0→0匹と変化。0匹が3日続いたのでスイッチを切ったが、とたんに1匹を見かけた。再度稼働させたが、10日目には3匹に増加。
抑制効果はあるが、稼働させてもゼロになるわけではないことを知る。稼働時間も含めて、効果には慎重な見極めが必要。