3年前の健診で上が180、昨年の健診でも160で、市から運動指導や病院での受診を勧められていたが、根が病院嫌いなので適当にあしらっていたら、最近になって市の担当者が自宅まで直接指導に来る始末。
いよいよ病院に行って血圧降下剤でも飲むべきか…、と悩んでいるので、以前に血圧にいいと聞き、一度だけ試したそば茶を真面目に飲んでみようか、ということになった。
普段飲んでいるのは認知症に効くという緑茶。夏は麦茶が主で、ここにそば茶をはさみ込むには、かなりの決意が必要だ。
いろいろ探して、トライアルで200g入り300円弱の格安そば茶を見つけた。昨夏にも1袋買ったが長続きせず、血圧までチェックしつつ継続的に飲んだことはない。
珈琲用のスプーンで1杯(約10g)を急須に入れ、熱湯を注いで数分待つ。色が麦茶くらいに濃くなったら飲み頃だが、上品な風味があって食事や和菓子などによく合う。
1袋目を集中的に飲み、昨年8月に新しく買った血圧計でこまめに血圧を測定した。当初は160前後と代わり映えしない数値だったが、袋が空に近づいたころ、ついに最高血圧が140台まで降下。これでもまだ高めだが、180台から比べると劇的な下がり方だ。
そば茶が切れたあと、油断して1週間ほど緑茶に戻したら、血圧はたちまち160台に逆戻り。あわてて新しい袋を買いに走った。やはり効果があるのだ。
そば茶に含まれるルチンという要素に血圧降下作用があるらしく、蕎麦そのものでも同じ効果があるとか。しかしそば茶で飲むのが効率的で手軽だ。
夏は麦茶のように冷やして飲み、認知症予防としての緑茶は、たとえば昼食時に飲むなどし、そば茶は夕食時に飲むなど、それぞれの利点を活かして共存させる方法を模索したい。