2017年1月1日日曜日

子守り新年

 昨夜は除夜の鐘を聞きつつ、2時近くまでウダウダと深夜テレビを観ていた。大人と一緒に起きていた孫娘は0時半ころまでに寝ついたが、夜中に泣くことがあるというので、覚悟して寝た。かっては我が娘の夜泣きに相当悩まされたもので、こればかりは仕方がない。
 ところが、朝まで一度も泣くことはなく、ふと目覚めると8時近く。階下では妻とお嫁さんが起きている気配だ。まだ少し眠かったが、元日にしては早めに起きることにした。
 息子たちも起きだしてきて、9時までにはオセチの準備が整う。孫娘は相変わらず眠り続けていたが、大人たちが全員そろったので、宴を始めることにした。これほど早く始めた記憶はなく、おチビさんが家族に加わると、いろいろと生活のリズムが変わるものだと思った。
 次男などは昨夜の酒がまだ残っていると言い、全体的に酒は進まない。しかし、昨夜に続く連続宴なので、無理に飲む必要もない。


 妻がコツコツと作っていたオセチは充分な量があり、妻もお嫁さんもあまり飲めないので、食べるのが中心。途中から雑煮や珈琲、お茶などが順次加わって、食器類の出し入れがけっこう大変だった。
 妻やお嫁さんが台所仕事で忙しいので、私はもっぱら孫娘の子守役。昨夜から孫娘のご機嫌はよく、この日も11時過ぎまで眠り続けたせいか、ほとんど泣くこともなく、大人の声掛けにニコニコ笑って応じてくれる。こうなると、子守りのしがいがあるというもの。

 1週間前とまるで正反対の変わりっぷりの理由は、実はよく分かっていない。会う間隔が短いので顔を覚えてくれたのか、あるいは自分の家とは違う場所なので、お客様心理のようなものが働いているのか。はたまた、単に虫の居所がいいだけなのか?
 もう一度長男の家を訪問し、それでも泣くことがなければ、いよいよ人見知り克服ということになるのだが…。


 14時ころに全員で昼食としてつけラーメンを食べ、その後長男夫婦が持ってきてくれたスイーツおせちを食べる。さらには、18時くらいから残ったオセチに新しいナマモノを追加し、妻が作った炊き込みご飯と共にいただく。とにかくよく食べる正月だ。
 長男夫婦は19時半に帰ることになり、私は車での送迎役。孫娘にもすっかりなつかれて、送り届けるとちょっと寂しくなったが、いずれまた会える。
 家に戻ると先に入浴を終えた妻が、残った料理を広げてチューハイなど飲んでいる。連続のお接待で、さすがに疲れたようだ。
 午後から全く飲んでいない私もつきあうことにする。ささやかで静かな大人だけの宴である。入浴後に体重を量ってみたら、たった2日で1.5キロも太っていた。

 年末年始用の食費特別予算は、結果として11,000円で済んだ。昨年より4,000円少ないが、大晦日に少し遠いスーパー・ラッキーへ車でナマモノを買いに行ったのが効いた。この手法は今後に活きる。