2017年1月14日土曜日

まな板ホルダー

 昨年9月に菜箸の体裁を大きく変えた。タコ糸で縛ってある市販品を、造花用の紙巻ワイヤーでつなぐ手法にしたもので、糸がからまずに扱いが楽になり、妻にも好評だった。
 その後3ヶ月が経過して、大きな問題が発生した。箸端部の穴に差し込んでねじったワイヤーの突起で、指を切ってしまったのだ。

 造花用だが、使い込むうちに被覆の紙は溶け、鋭い先端が一部に飛び出してる。これは危険だ。ただちにペンチで押し込んだが、完全な解決法ではない。市販品にタコ糸を使っているわけが分かった気がした。
 ワイヤー連結でも全くからまないわけではなく、そもそも2本をつないでおく必要があるのか?という根本的な疑問にぶちあたる。



 そこで試しに全ての菜箸の連結を解除してみることにした。連結部をフックにかけておくことができなくなるので、長めのコップに立てておくことにする。

 何度か使ってみたが、思ったより使い勝手がいい。ヒモの類いでつないでいないので、からまる心配は皆無。困るのは箸の組み合わせがバラバラになることだが、どう組み合わせてもいいように、長さを2種類にそろえ、ノコで切りそろえた。
 菜箸立ての置場は、シンクとIHヒーターの中間がちょうどいい。ところがここは以前からまな板の置場と決まっていて、専用の壁フックもつけてあった。このままだと両者が重なってしまう。そこで今度はまな板の新しい置場を考えることにした。
 端部に穴を開けるかU字金具をつけるなどし、壁にかける案を当初は考えたが、どうもしっくりこない。2日くらい悩んだすえ、吊るすのではなく、下端で支えるホルダーを作ればいいことに思い当たる。

 30×70の木片を横にし、下端を2本のビスで壁に止める。壁との隙間を10ミリほどに保ち、そこにまな板下端を挟んで保持する構造だ。
 隙間はまな板よりも2ミリほど大きいので、洗った直後でもそのまま立てかければ、水が切れてよく乾く。手前にある水切りカゴとも干渉せず、うまく収まった。