毎年の恒例行事だが、新婚時代に過ごした高松ですっかりウドンの魅力に取りつかれたことのほか、他の店に比べて空いていて、待ち時間がほとんどないのも店を選ぶ理由のひとつ。
以前は都心近くの駐車場に車を停めようとしたこともあったが、大渋滞に巻き込まれてJRに乗るのがやっとという失態。以来、車は最寄りの地下鉄駅近くの量販店に停め、地下鉄で札幌駅に向かうことにしている。
JRの出発は18時10分で、ウドン屋到着が16時ころ。昼食には遅すぎて、夕食には早すぎる中途半端な時間のせいか、店はガラガラだった。
いつものように思い思いのウドンを注文し、次男だけは生ビールを飲む。私はしっぽくウドンという、海や山の幸がたくさん入っているウドンを食べたが、非常に美味しかった。
17時15分くらいに店を出たが、改札に向かうには少し早すぎるので、大丸デパートに移動し、ベンチに座って時間を過ごす。
あれこれ話すうち、妻が食器売場に行きたいと思い出したように言う。割れてヒビの入った私の新しいお椀を見繕うためで、昨年暮れからずっと探していたのだった。
1,500円でいい感じのお椀がみつかる。妻の分はまだ傷みがなく、私の分だけを妻が買ってくれた。私だけ傷みが早いのは、一人で味噌汁やすまし汁を飲む機会が多いからで、つまりは単純に使用頻度が高いせいだ。
17時50分くらいに改札前で息子と別れ、再び地下鉄で戻って、今度はイオンに寄った。私の冬物ズボンを探すためだが、この時期になるとバーゲン品が必ずでるので、いつもねらっている。
期待通り、4千円の手頃な品が70%掛けで売っている。色は希望通りの濃緑で、ウェストも76センチ。念のため試着してみたが、裾が少し長い。バーゲン品なので無理とは思いつつ、裾上げを交渉してみると、無料でやってくれるという。丸一日かかるが、緊急性はないのでお願いすることに。
さらなる帰路にビッグに寄って食材を調達。オセチ関連の食べ物はほぼ底をつき、息子たちもすでに皆それぞれの基地に帰った。私たち夫婦も日常に戻る時期である。