2016年2月29日月曜日

ロビーコン出演審査

 明け方にマイナス10度近くまで下がり、同時に激しい雪と風が吹き荒れて、カミナリまで轟いた。午前中に直近のアメダスが積雪24センチを記録。その後気温はじょじょに上がって、プラスに転じた。
 雪はやがて雨に変わったが、風は相変わらず強い。先日きれいに雪をどかしたはずのウッドテラスが、再び厚い雪に覆われた。明日から3月だが、そう簡単に春はやってこない。


 前面道路も深い雪に覆われていて、人も車も通った気配はない。久しぶりの陸の孤島だ。
 緊急の外出予定はないので、じっと家にこもっていたら、見知らぬ番号での着信が携帯に届く。直感で(ライブ関連かも…)と思ったら、当たった。

 中旬に応募してあった某公共施設でのロビーコンサートの選考審査が通った、との知らせ。すでに通知を郵送してあるが、届いていますか?との確認である。あいにくの暴風雪で、郵便配達そのものがやってこないのだ。
 早い期日での枠が割当てとなり、出演の是非を早く確かめたかったようだ。該当のスケジュールは空けておいたので、一も二もなく承諾。
「ギャラは出ないが、エントリー料や集客ノルマ等は一切ない」という、公共施設でのごく一般的な条件だったが、広報や集客は先方で幅広くやってくれる。
 過去の例では、毎回100名近い聴き手が集まっている。割り当て時間は30分で、曲構成は応募時に記入済み。

 年頭に漠然と立てていた「エントリー料やノルマの発生しない新しい場を開拓する」という今年の目標が、まずひとつ達成されて喜ばしい。
 応募は初めてだが、ずっと歌いたかった場なので、いまから気持ちがワクワクする。


 ほどなくして先方からメール送信されてきたエントリー書類に必要事項を書き込み、広報用の写真を何枚か選んでトリミングや画質調整などやっていたら、午後から除雪車がやってきた。
 普段は明け方にしかやってこないが、この時間に来てくれるとはありがたい。雨で重く湿った雪をどかすのは重労働で、折悪しく左目が1年ぶりに真っ赤に結膜下出血している。除雪を棚上げしておいて正解だった。

 その結膜下出血、前回は除雪とライブスケジュールが重なったことによる過労が遠因と思われたが、今回はまるで心当たりがない。血圧や血糖値も正常なので、内部的要因でもない。
 心当たりがなくても起こるのが結膜下出血の不可思議なところだが、明後日に大腸の内視鏡検査が控えていることもあって、しばらくは安静に努めよう。