以前にも長い冬の終わりころに、同じようなことがあった。エサが少なくなったキタキツネが、深い雪の下で同じように春を待つドブネズミの気配を嗅ぎつけ、雪を掘り起こして仕留めようというのだ。
野中の一軒家なので、近くの土手にはキタキツネの営巣地があり、周辺空き地にはドブネズミも多数生息。夏場はノラネコが適当に退治してくれるが、冬場はキタキツネが主役。
ムロの食料や庭木、そして花の球根など、ドブネズミには多くの被害を受けているので、基本的には歓迎する。しかし、昨秋に埋めたチューリップの球根が少し心配だ。掘られた穴の少し左側に埋めてあるが、ネズミに食べられてはいないか…。