2016年2月4日木曜日

起動用USBでのHD診断

 VirtualBoxにインストールしてある仮想Windows7を何とかWindows10にバージョンアップするべく、あれこれいじっているうちに、またしても本体であるMac-miniが予告なしに、プツンと落ちてしまった。
「予期せぬ原因により、シャットダウンします」などとメッセージが流れ、しばしして再起動。何事もなかったように操作は可能となったが、これで同じ現象が短期間に2度。いずれも「VirtualBoxでWindows7操作時」という条件下だ。

 実はMacのOSを10.9にバージョンアップしてから、VirtualBoxも最新バージョンが使用可能となった。こちらは最新のWindows10も仮想化できるという優れものだが、なにせリリースして日が浅い。
 よくあることだが、バージョンアップ直後のアプリケーションやOSはバグが多いもの。もしかしてVirtualBoxそのものに、何らかの問題があるのかもしれない。


 とはいえ、最新ではないがマックのOSもバージョンを上げたばかり。PCとの相性が悪い可能性も否定しきれず、不安なのでインストールUSBを使い、問題点のチェックを試みた。
 以前はDVDにOSが格納されていたが、OS10.7からUSBメモリとなり、いまは無料化に伴ってネットから直接ダウンロード方式に変わった。
 無料はありがたいが、問題はトラブル発生時の処理。従来のDVD方式なら、インストールDVDを入れてCキーを押しつつ再起動してやれば、操作メニューから簡単にディスクユーティリティが起動でき、本体HDの診断や修復が可能だった。
 しかし、直接ダウンロード方式だとバージョンアップまでは可能だが、この種のDVD起動によるHDの診断や修復が不可能。そこで、起動用のUSBメモリを事前に作っておく必要がある。
(OSのイメージファイルがあれば、ディスクユーティリティを使って起動用USBは比較的簡単に作ることが可能)


 そこで10.9にバージョンアップして初めて、この起動用USBを使ってHDの診断を試みた。USBを差し込んだのち、optionキーを押しつつ再起動。以降はDVD起動と同じ手順でディスクユーティリティが使えるようになる。

 不安はあったが、幸いにHDそのものには何ら問題がないことが判明。となると、アヤシイのはやはりVirtualBoxである。
 仮想XPの操作ではいまのところ問題が起きていないので、相性の悪そうなWindows7は、しばらく使わないほうが身のためかも。