2012年9月25日火曜日

行き詰まったら休め

 4日続きの譜面台ネタ。譜面台を利用したデジカメ撮影支柱に関し、一晩寝たら抜群のアイデアが浮かんだ。「行き詰まったら休め」が良いアイデアを生む秘訣である。
 そのアイデアとは、「パイプとボルトをつなぐ素材に木材を使う」という単純なもの。「アイデアは単純であるほど優れている」という我が語録もそういえばあった。
 作成要領は以下の通り。

1)直径21ミリの木材丸棒を30ミリ長に切断。
2)Cクランプで別の木材に固定し、小口側の両方から10ミリの穴をドリルで半分ずつ開ける。
(片側から一気に開けると、中心軸が狂いやすい)
3)片側に10ミリのパイプを半分埋める。緩みはフェルト布をボンドで巻いて調整。
4)もう一方に1/4インチ、20ミリ長のボルトを頭から埋める。(ハンマーで叩きこむ)首から下には空間が出来るので、予めビニルテープを巻いて径を合わせておく。


 写真のように今度はぐらつくことなく、強固な支持台が完成した。最長にすると、人間なみの高さまで伸ばせる。
 使うのはサポートがいないチカチカパフォーマンスで歌うときだが、写真撮影が終わったあとはこれまで通り案内状を入れる缶をネジ止めし、マイクの横に立てておく。二通りに使える優れ物である。

 すべて手持ちの端材を使ったので、材料費はゼロ。今回の作業で、秋以降のストリートライブにおける諸機材の準備がひとまず整った。