別の木片の小口側に直径10ミリ、深さ5センチの穴をドリルで開け、長さ40センチに切断したパイプの端部を差し込む。少し緩かったので、ビニールテープを巻いて調整した。
端部に6ミリの穴を開け、この穴と中華Padホルダー底部に取り付けた木片の穴とをボルトで通して蝶ナットで締めれば完成だ。
角度は蝶ナットで自在に変更可能。移動時は蝶ナットを緩め、取り外して収納する予定。この自立式電子譜面台の出番はPAが用意されている場、つまりは「すすきの祭り」のようなイベント系ライブなどで、出番としてはそう多くない。しかし、必ず準備しておく必要がある。
例によって電子譜面のトラブルなどの非常時には、ホルダーに直接紙の譜面を挟んで対処する。そんな場面はないにこしたことはないが、想定だけはしておかねばならぬ。
作ってみて思ったが、ホルダー側の穴は丸型クリップ用に下端に開けた穴でも代用できた感じだ。まあ、重心に近いほうが安定するし、木片を確実に固定するには、ある程度の長さも必要だった。
残った10ミリパイプは予定通りデジカメの撮影用支柱に使うことにし、加工も終わった。しかし、1/4インチのボルトをパイプの端部に固定する方法に甘さがあり、カメラがややぐらつく。
パイプの端部を止めてあったプラスチックキャップを利用したが、これが不安定のもと。ボルトを直接鋼製パイプに固定する手段について、再考中。