2013年1月31日木曜日

うかつに乗らない

 あちこちと活動の手を広げすぎたツケか、腰痛は一向に改善の兆しが見られない。「歩くのも辛い」を最悪の段階5とすれば、いまは「寝返りをうつのも辛い」という、段階4のレベル。
 熟睡できないので、普段よりもさらに長い睡眠時間を取らざるを得ず、その割に目覚めはすっきりしないという悪循環である。

 来週末までライブや行事の予定がなく、家事も最低限にとどめて、当分は養生につとめるつもりでいたが、年が明けてから急に増えだしたデザイン系の仕事の波は一向に収まる気配がなく、納めた仕事の修正が断続的に入っていて、その合間に新規の仕事の引き合いがあり、すでに来月分の仕事もかなり予定に入っている。
「あるがままに、なすがままに」が最近の生きるモットーなので、入ってくる仕事は基本的に受けるようにしているが、趣味やボランティアに向けられる時間は、相対的に減らさざるをえない。


 半年以上も開店休業状態だったデザイン系の仕事に、昨年末あたりから急に動きが出てきた背景は、例のアベノミクスとやらの心理効果なのだろうか。国債乱発で借金まみれの来年度予算の数値などみると、まるで実態のないウタカタの浮揚現象に私には思える。
 20年数年前のバブル景気の際も似たような気分だったが、自分のペースを守りつつも、ひとまず目の前の仕事は片づけた。今回もそれにやや近い気配を感じる。勘違いして、うかつに乗らないことである。