2013年1月22日火曜日

再生パキラ

 2つあるパキラの鉢のうち、枝が途中から2本に分かれている方が、突然枯れ始めた。冬は植栽の活動が鈍りがちで、葉の一部が枯れることは過去にもあった。しかし、今回は片方の枝にある葉が一斉に変色し始めた。
 2年前にもう片方のパキラが同じ状態に陥り、2本ある枝の片方をバッサリと切り取ってから、残る1本が見事に復活した。今回も同じ措置を施す必要がある。


 昨年春に根切りをしてから、夏の間に葉が大きくなりすぎたきらいがある。葉の大きさに見合う根が育っていないのだろう。鉢を大型に交換すればよいのだろうが、必要以上に植栽を大きく育てたくない、という事情がある。
 植栽は気持ちを和ませてくれるし、ペットのように騒がしくもなく、去勢もエサも無用。水しかやらないので、維持費はタダである。縄文的生活にはぴったりなのだが、何事もほどほどがよろしい。

 結局、弱っている枝を切り取って決着。(写真の赤マル部分)たぶんこれで再生復活するはず。
 切った枝には1枚だけ葉が枯れずに残っていたので、手頃なコップにさして育てることにした。うまく発根すれば、もう1鉢小振りのパキラが誕生する可能性もある。
 ストリートライブで椅子を使って歌ってみようかと、ふと思い立った。一般的には場所をとらず、見通しやフットワークがよく、発声にも有利な立ち姿勢が路上系ライブの基本で、これまでもずっとそうしてきた。
 しかし、あえてヒッソリ暗いイメージの構成で臨もうとする場合、通りから目立たないスタイルのほうが、むしろ望ましいような気もする。試してみる価値はある。

 手持ちの適当な椅子をいろいろ変えてやってみたら、普通の椅子よりも高いほうが何かと都合がいいことに気づいた。数値でいうと、床面から座面まで55センチほど。立ちの位置にやや近いので、ほどほどに歌いやすく、ギターも弾きやすい。
 問題は軽くてコンパクトな椅子の調達である。ぴったりの市販品は存在しないので、いつものように手作りで対処するしかないようだ。