2013年1月28日月曜日

寒さと過労が腰痛を呼ぶ

 昨夜遅くまでかかって仕上げたデザイン系の仕事の直しが、朝からさっそく入った。いまひとつ納得できない内容だったが、さほどの作業量ではなく、すぐに修正して送信。
 都合3度目の修正だが、直感的に(もう一度直しが入る…)と思った。30年以上も同じ仕事をやっていると、この種の勘はまず外れない。
 数時間経って予想通り、再度の修正が入った。内容からして、おそらくはこれが最後の修正。前回同様それほどの作業量ではなく、ただちに修正して送信を終える。

 修正の有無とその程度は、主に担当者のスキルと大元の依頼主の企業体質によるところが大きい。修正は少ないほど利益率が高いので、依頼主に応じて独自の対応をするが、それでも出るときは出る。
 宮仕えは忍耐の程度に応じて対価が与えられることが少なくないが、私の事業の場合は、修正の程度によって対価が支払われると考えておいたほうがよさそうだ。


 昨日行われた町内会除雪ボランティアで、町内会館周辺の固く締まった雪をアルミスコップで砕く作業が腰への過度の負担になったらしく、小康状態を保っていた腰痛が、またぞろぶり返した。
 痛めたのは前回と反対側の左腰。すぐにコルセットと湿布で対処したが、油断すると激痛に至りそうな危険な徴候である。
 急ぎの郵便物があったので、用心して車で行こうと思ったが、この時期にしては穏やかな陽気で、気温も零度近く。月末に徒歩で出かける用事を控えているので、リハビリと様子見を兼ねて、ポストまでゆっくり歩いて行った。
 高い段差と急な曲がり角が要注意だが、思っていたより歩けた。腰痛が始まったのは40代始めで、実は雪かき作業のないマンションに住んでいたころ。時期は冬で、仕事が猛烈に忙しい時期だった。
 つまり、雪かきは腰痛の直接的要因ではなく、最も危険なのは寒さと過労が重なったとき、ということになる。冬でも仕事がヒマなら腰痛は起きないはず。たぶん。