まずは近所の農家にあるナナカマドの木。紅葉はすでに終わって葉はすっかり落ちているが、鈴なりの真っ赤な実が美しい。周囲は一面の畑で光源は薄暗い街灯1本だけだったが、あえてフラッシュをオフにし、設定を暗い場所用の「ローライト」にして写してみた。
ISO感度は3200だが、安価なデジカメにありがちな粒子荒れ(ノイズ)も少なく、ほぼ見た感じ、いや、むしろ肉眼よりも明るいイメージで撮れた。
画像はレタッチソフトに取込んだが、肉眼とやや異なっていたのは青味。青味を少し加え、「シャープ」の補正も加えてある。
次に橋を渡って川向こうの町内を歩く。スーパーから続く信号までの道に、オレンジのナトリウム灯が並んでいるが、古いデジカメでは、どう工夫してもきれいに撮れなかった場所だ。
こちらも同じフラッシュなしの設定で写してみた。
こちらは赤味が肉眼に比べてやや足りない印象で、同じくレタッチソフトで補正。しかし、以前とは比べ物にならないほど鮮やかな画像が撮れる。
肉眼とは色味がやや異なるのは、単純なjpg画像で撮影したせいかもしれない。このカメラでは「RAW画像」という画像圧縮していない未加工の画像が撮れるので、そちらで撮影して専用ソフトで現像(調整)してやれば、肉眼に近づく可能性はある。
しかし、ブログレベルでは充分に満足できる性能なので、しばらくは現状の使い方でやってみたい。
(次回はマニュアルフォーカスと、絞り優先モード撮影を試す予定)