20代から30代にかけてはアンカ無用になったが、40代になって再び冬は足が冷えて眠れなくなり、今度は電気アンカを買った。
最近になって(湯たんぽのほうが経済的なのでは…?)と思い出し、実際に試してみた。しかし、買ったわけではなく、車の不凍液を入れてあった分厚いプラスチック容器の代用である。
ペットボトルに熱湯を入れ、同じように使っている人がいたが、熱でゆがんでしまうとか。容器の薄さが気になって、こちらはパス。
寝しなに少しだけ足元が暖かければいいので熱湯は必要なく、50度くらいのお湯で充分。不凍液の容器は2リットル入るが、まずは試しに半分の1リットルだけにした。
1450W目盛のIHヒーターで1分30秒沸かすと、およそ50度強になることが分かった。不凍液の容器は口が大きく、ジョウゴなしで簡単に入る。こぼれないように蓋をきっちり締め、袋には一切入れず、そのまま裸で布団の中に入れた。
(表面のシールはドライヤーの熱風を軽くあてると、簡単にはがせる)
すでに3回試したが、ほどよい温もりが心地よい。電気アンカだとずっと暖かいままだが、湯たんぽはユルユルと冷めてゆく。その案配が自然でよろしい。
(低温やけどの可能性もあり、布団に入ると湯たんぽは足から遠く離している)
(低温やけどの可能性もあり、布団に入ると湯たんぽは足から遠く離している)
それぞれのランニングコストを試算してみた。
《電気アンカ》
消費電力60Wの品を40Wくらいで2〜3時間使用。(平均2.5時間)
40×2.5=100Wh
《湯たんぽ》
1450×1.5÷60=36.25Wh
湯たんぽのほうが半分以下の電気代で済み、安上がりで縄文的。
(試みる場合は、各自の判断でお願いします)