2010年11月18日木曜日

足で叩くタンバリン

 足で叩けるを作ってみようかと思う。前奏や間奏にブルースハープ(ハーモニカ)を使うことに関しては少し先が見えて、あとは実戦で試すのみ。これがきっかけで、5年前に買ったまま、こちらも冬眠状態に陥っていたタンバリンのことを思い出した。

 そもそもこのタンバリン、「フォーク土俵祭り」というイベントに出演した際に事務局からいただいた音楽ギフト券で買ったもの。タイ製の木製タンバリンTOCAで、数種類試した中では音が非常に良かった。
 ギフト券をめいっぱいに使い、価格は2,000円ほど。


 ギター関連グッズではなく、あえてタンバリンにした訳は、当時大半のライブにつきあってくれた妻が、「私もタンバリンでも叩こうかしら…」と血迷ったから。気が変わらぬうちにとさっそく調達したが、いざとなると妻は尻込みし、単なる聴き手と写真撮影要員に目下専念している。
「互いの生き方、暮らし方に無理強いはしない」が、最近の夫婦間の暗黙了解事項であるので、その後タンバリンは静かな眠りについた。
 しかし、(ギターを弾きながらハーモニカが吹けるなら、タンバリンも同時に叩けるのでは…?)と思い立った。以前に、何種類もの楽器を一人で同時に演奏する不思議な大道芸を目撃したことがある。
 とはいえ、両手はギターでふさがっているし、口はハーモニカかボーカルで忙しい。残っているのは足くらいだが、この足で何とかタンバリンを叩けないだろうか?というのだ。

 調べてみたが、足で叩くタンバリンの情報は少ない。以前にフットシンバルの支持台にタンバリンを装着して叩くのを見たことがあるが、これ以上大きな機材は増やしたくない。
「軽くてかさばらず」「端材で簡単に作れ」「つま先でも踵でも自在に叩ける」
 こんな難しい条件の足踏みタンバリンを模索中。

 最近の演奏スタイルでは、立っても座っても左足の踵でリズムを刻むことが多いので、ここで叩くのが狙い。試作品のアイデアはほぼ固まり、材料もひとまずそろったので、詳細は随時このブログで発表予定。