半乾燥してからの押さえの処理がうまくいってないが、「気密を保つ」という一点では、ほぼ機能しているはず。柱と天井部分の処理のように、周辺に細い角材を打ちつけると仕上がりがきれいだが、壁材には天井ほどの収縮はないし、面倒なのでやめた。
下の写真は建築途中の同じ箇所の気密処理。専用の気密テープ(経年による接着力劣化の少ないもの)でフィルムを押さえているが、この上から打ちつけた壁材が薄い5ミリのハードボードで、クロスも貼っていない。従って周辺の押さえが甘くなっている可能性がある。コーキング材が余っていたので念のため作業した所以である。
今回の処理で、建築後11年目の経年部材収縮による気密補修がすべて終わったが、これでどれくらいの効果が現れるかはまだ分からない。体感的に夜間の室温が下がりにくくなった気はするのだが。