妻はベット嗜好が強いが、使わないときにはただ邪魔なだけの機能性が狭い日本住宅には根本的に不向きで、再三のリクエストにも「いつか足腰が不自由になったその時にでも」と、かわしてきた。
たたんで押し入れにしまうと、そこがたちまち全く別の部屋として機能する、まるでカラクリ屋敷のような和式布団だが、布団やシーツ類の傷みはけっこう早い。打ち直しや買い換えを含めた定期的なメンテナンスは欠かせない。
最近になって私のシーツ類の黄ばみがひどく、長いものは10年近く使っているので、思い切って一式交換することにした。敷き布団カバーが2枚、シーツ1枚が対象である。
シーツは客用の予備をスライドするだけで済むが、敷き布団カバーは予備がない。予算は1,000円以下だが、昨日近隣のディスカウント衣料店で670円の適当な品を発見した。何店か調べたなかで、最も安い。
品質がやや不安なので、チェック柄の品を試しに1枚だけ買い、取り替えてみたら、なかなか案配がよろしい。今日は歯科治療の帰りに、色違いをもう1枚買い足した。これでまたしばらくはもつ。
ちなみに、妻のシーツ類は傷みが少ない。「あなたは寝る時間が長いからよ」と、妻からは皮肉られるが、平均8時間が果たして長過ぎるのだろうか?睡眠時の寝返り圧力や、身体の新陳代謝量の違いだと思うのだが。