2010年10月2日土曜日

壁面メンテナンス

 10年前の夏に1本の挿し木から育てたナツヅタが、南壁の大半を覆いつくし、東壁や車庫へも回りこみ、一部は屋根突端まで到達したことは先日のブログでもふれた。
 西壁の下にも別の種類のツタを植えてあり、来年には北側をのぞいた大半の壁がツタで覆われるかもしれない。

 ときどきふれているように、壁面緑化には主に日射抑制による省エネルギー面で大きな効果があり、我が家でもそれは実証ずみ。外壁のさらに外側を覆う「第2の外壁材」としての役目も期待できることが分かった。
 ところが成長に伴い、ちょとした問題が出てきた。あまりに伸びすぎたために、2階窓の開閉にやや支障があり、軒裏を覆ったツタは、軒裏換気に多少の影響を及ぼしている可能性がある。


 壁面緑化に関しては、東京都環境局による「壁面緑化ガイドライン」が分かりやすく解説されている。
 それによると、ナツヅタは丈夫で手間がかからず、設置補助材も不要でお手軽だが、育ちすぎた場合は外観が不快になりかねないので、定期的な剪定が必要、とある。
 我が家の例では、すでにその剪定時期にきているように思え、なるべく長いハシゴの必要性に迫られている。
 手持ちのアルミ脚立は1.2mで、ハシゴとして使用した場合は2.4m。10年前に木材で作った特製アタッチメントをつけると、3.6mまで伸びる。
 これまで大半のDIY作業はこれで足りていたが、高所のツタ剪定には、5m近いハシゴが必要である。さて、これをどう調達するか?