朝起きると妻が台所で慌てている。早くもアリが発生したらしい。暖冬の昨年は立春過ぎにアリが出没し始めたが、それでも例年より早いほうだった。寒さ厳しい今年はアリも大人しいはずだが、なぜ?
場所は台所の水栓まわりで、3つある出没ポイントのひとつだ。ひとまず台所洗剤を薄めてスプレー容器に入れ、片っ端から吹きつけて秒殺。
こうも早く現れた理由がはっきりせず、周辺を調査。すると、カウンター上の籠に甘夏みかんが3切れ入っている。昨夜食べきれずに残したものだが、(もしや…)と取り上げると、数十匹のアリの群れ。これが元凶か!
丸ごとシンク内の洗桶に投げ込んで水没させる。水に弱いアリは一瞬で溺死。その数、30匹以上。袋が破け、甘い果汁が滴っていたみかんが、格好のターゲットになったようだ。
カウンター周辺を洗剤液で拭き取り、アリの走行痕跡を消す。籠も洗って別の場所に退避。
その後、昨年より2週間も早く超音波式の害虫駆除機を引っ張り出し、北側のカウンター上と水栓下の床の2ヶ所に設置した。
アリはひとまず沈静化したが、落ち着くまでしばらくは油断できない。 外はけっこうな吹雪で、晴れ間をみながら断続的に雪かきをする。夕食は妻から頼まれていたカレーライスを作った。いつもと同じレシピでも、毎回微妙に味が違う。今回は非常に美味しくできた。
カレーライスと併行してラズベリームースを作る。豊富にあるラズベリーを使い、果実酒、クッキー、ジャム、アイスといろいろ作ったが、ムースは初の試み。レシピは以下の通り。(4〜5カップ分)
1)粉ゼラチン5gを大さじ3の水につけておく。
2)冷凍ラズベリー200gを鍋で煮詰め、細かい網で種を取る。
3)グラニュー糖30g、レモン液5gを加え、よく混ぜる。
4)粉ゼラチンを電子レンジで15秒加熱し、ラズベリー液少量を加えて混ぜてから3)に投入。ときどき混ぜながら氷水で冷やす。
6)ホイップクリーム40ccにグラニュー糖3gを加えて泡立て器で混ぜ、固まったムースの上に載せて完成。
(こちらのレシピを参考にしました。貴重な情報に感謝します)
夕食後のデザートとして食べたが、「ほとんどお店の味!」と妻にも大好評。ラズベリー系の新しいレシピが、またひとつ増えた。
家庭料理はコスパに優れ、時間もつぶれてストレス解消にもなる。コロナ的巣ごもり耐乏生活には向いている生き方暮らし方だ。