2014年1月9日木曜日

ダイソーの毛玉取り器

 年末年始に2人の子供が帰省し、寝具の準備や片づけなどするうち、布団カバーやシーツ類の毛玉が妙に気になり始めた。使用頻度は高くないが、使い始めて数年も経つと、いつの間にか黒ずんだ毛玉が多数つき始める。
 まずは洗ってみたが、全くとれない。買い替えるほど全体は汚れてなく、小さな団子状になっている繊維を、何らかの手段で除去する必要があった。

 20年位前に買った電池式の毛玉取り器のことを思い出し、引っ張りだして電池をセットしてみたが、びくともしない。電池が傷んで内部の液が溢れていたので、駆動部が壊れたらしい。
 あきらめて爪の先で地道に取ることにしたが、相当の根気が必要で、目立つところだけを取っただけで中断。


 ネットで調べてみると、安物を買うと毛玉がつきやすいとか。シーツ類は原則千円程度の品しか買わない主義なので、さもありなん。
 さらに調べると、100円ショップ・ダイソーに電池式の毛玉取り器があるらしい。さっそく行ってみると、多数の品がぶら下がっているではないか。毛玉で悩む方は多いらしい。

 赤青黄の3色のうち、一番売れてない黄色を入手。まずは単3電池2本を入れ、(電池は別売り)自分のシーツから試してみたが、予想外によく取れる。感覚的にはヒゲ剃りと同じで、およそ15分ほどで作業終了。
 写真は作業後の様子で、ゴミを溜めるケースが、ほぼ満杯状態である。
 100均商品なので仕方ないが、電池を入れる蓋が異様に固い。さらには、毛玉ゴミを入れるケースの取り外し方が難しい。説明書をよく読むと、「刃を上にして、斜めに引き上げる」とあったが、直感的に開けられないのが難点。
 さらには、刃を固くねじ込んでしまうと、回転が途中で止まってしまう。少し緩めて微調整すると、スムーズに回転する。

 アマゾンでも同様の品を売っているが、最も安い品でも送料込みで700円強と割高。どのくらいもつか分からないが、使い捨てと考えても惜しくない。105円の価値は十二分にある商品だ。


《2016.4.6 追記》
 この記事に関連し、「毛玉ケースの取り外し方と装着方法が分からない」という検索が非常に多いことを知り、写真付きで説明します。
 まず外し方ですが、刃を上にして対角側のケース角を起点にし、時計回りに回転させるとうまく外れます。

ケースの外し方

 装着はケースの刃に近い部分をあて、そこを起点に時計回りに回転させるとうまくはまります。

ケースのはめ方


《2021.3.9 追記》
 丸7年使ったが、電池を交換しても回転が極端に弱くなり、モーターか回路が壊れたと判断。同じダイソーで同等品に買い替えた。色はグレー。また7年持つか?