2006年11月12日日曜日

灯油タンク屋根

 家の北東角に設置してある490Lの屋外灯油タンク(ホームタンク)に屋根をつけた。

 この位置の真上には家本体の傾斜屋根があり、雪止め金具で雪は落ちてこないが、融雪水や雨水がまともにタンクの上に落ちてきて、いろいろ悪さをする。昨冬は落下した氷塊が油量計を直撃し、ヒビが入ってタンク内に雨水が侵入する遠因になった。
 最近では屋根の市販品もあり、近所でもつけている人が結構いる。しかし、値段が高い。たまたま解体したブドウ棚の残材があり、材料を少し買い足して自作することにした。



・梁材:38×89ツーバィ材、L=1275×2本
・斜材:18×105KD材(ヌキ)、L=700×2本
・柱:38×140ツーバィ材(縦に2分割)、L=700×2本
・屋根:ポリカーボネート波板W665、L=605×2枚
・ボルトナット:ステンレスM10、L=60×2本

 他に木用ビス、木用塗料を使った。屋根の角度は家本体とピタリ合わせてあり、これはデザイン上、重要な意味を持つ。
 柱材は既存タンクの柱の穴に差し込み、タンクについていた予備の穴を利用して、ボルトナットで止めてある。
 材料費は全部新品を買ったとして、2000円くらい。市販品よりはかなり安くあがる。
(その後、積もった雪が隣地に落ちるという問題が発生し、屋根下端に18×45の胴縁材を雪止めとして追加した)