居座る寒波のせいで、近隣の石狩アメダスで最高気温がマイナス8.5度という厳しい新年元旦。雪や風がないのがわずかな救いだった。
昨夜は全員が0時前後に床につき、前年のような風邪症状もない私が最後に寝たが、眠ったとたんに孫娘の夜泣きで起こされた。昼間の大興奮が寝ても続いているらしく、2時間毎にそれは繰り返された。
明け方には寝言も加わり、大人たちは全員寝不足状態。本人は何ごともなかったように早朝から起き出して、活発なおしゃべり。やむなく大人たちも起き出して、昨年と同じ9時から新春の宴は始まった。
妻の心づくしのオセチ料理が、昨年新しくしたテーブル上に並ぶ。なまもの以外は全て手作りで、これぞ正月の味だ。
一通り食べたのち、孫娘にお年玉をあげる。金額は昨年と同じ千円で、次男よりもなぜか少ない。
しかし、今年はポチ袋をアンパンマンから大人っぽいデイズニープリンセスに変えた。宛名も全て英語と洒落込む。
サッカーの天皇杯を観終わったとたん、睡魔が襲ってきた。元気いっぱいの孫娘は、次男が相手をしてくれている。こっそり2階に上がり、客用の布団を片づけたのち、ベットは妻に譲って床に直接マットレスを敷いてしばしの仮眠。
1時間ほどで目覚めたが、どうやら他の大人たちも、それぞれ暖かい場所を見つけて昼寝を決め込んだらしい。
中途半端な仮眠のせいで、昼食は食べずじまい。まあ、朝から豪華なオセチをたっぷり食べたから、抜いても問題ない。
孫娘の要望もあり、全員で早めのオヤツ。ロイズで買っておいた生チョコや、海老煎餅、果実入りゼリー、ポテトチップスやラズベリーアイスなど、求められるままに大盤振る舞い。年に一度のオヤツ無礼講状態に、孫娘もご満悦だった。
よく食べてよく遊ぶ孫娘の身長を測ってみたら、1年前より7センチも伸びて103センチに到達。4歳5ヶ月女児の、ほぼ平均値だった。
夕食は昨年と同じく、長男が手配してくれた牡蠣のガンガン焼き。17時半くらいからキャンプ用の灯油ストーブを玄関土間の上で着火。念のため消火器も準備し、10個1.5Kgの牡蠣を15分かけてじっくり焼いた。
容器となる金属缶は昨年使ったものを、大切に外物置でとっておいた。(ない場合は、ステンレス鍋でも代用可)今年は日本酒100ccほどを投入して焼いたせいか、絶品の味だった。
夕食途中で寝てしまった孫娘を起こし、早めの20時ころにお開き。車の運転はノンアルビールで備えた私が担当。昨年は2泊したが、コロナ禍の今年は1泊で自重した。「今年の2階は自宅マンションよりも寒かった」と長男のお嫁さんから指摘された。
実はコロナ対策として、厳寒期は10%くらいしか開放しないパッシブ換気の排気口を、昨日から今日まで100%全開にした。換気量を増やす意図で、コロナ対策の一環だった。
暖房ボイラは40度設定で終夜運転したが、それでもいつもより寒く感じた理由はそれ。期間中の各種数値は下記の通り。
・外気温:−10.3〜−8.5度(直近の石狩アメダス)
・1階室温:18〜22度(アナログ温度計)
・2階室温:15.8〜18.3度(デジタル温度計)
・2階湿度:55〜59%(デジタル湿度計)
冬期の2階室温は1階よりも2度ほど低くなる傾向にあるが、排気口(Φ150×2)を全開にすると4度も低くなることが判明。床下にパネルヒータのある1階室温に大きな影響はない。
二酸化炭素濃度計は持ち合わせていないが、目安となる2階湿度は夫婦2人の普段よりもむしろ低めで、換気が有効に働いていたことが推し量れる。
反省として、深夜の暖房ボイラ温度を50度以上に設定すべきだったか。コロナ対策を最優先としたので、今回に限ってはよしとしたいが。
反省として、深夜の暖房ボイラ温度を50度以上に設定すべきだったか。コロナ対策を最優先としたので、今回に限ってはよしとしたいが。