2016年3月10日木曜日

SDカードスロットの清掃

 買ってから丸5年が経過しようとしているメインPCのMac-miniだが、いまのところこれといった障害はなく、OSもつい最近10.9に上げたばかりなので、しばらくは使えそうな気がする。
 以前は買って3〜4年経つと、特にHD系に問題が出たものだが、Macもいつの間にか頑丈になったものだ。

 とはいえ、小さな障害がないわけではない。そのひとつが、本体に装備されているSDカードスロットの認識不良。最近になってSDカードを入れても認識されるのが極度に遅くなり、10秒ほども待ってようやくマウントされる状態。
 時には全く認識されず、抜き差ししてようやくマウントされたりもする。
 どのSDカードを使っても同じ現象なので、いろいろ調べてみると、どうやらスロットの汚れが関係している可能性が高いことを知る。
 かっての音楽用カセットやビデオデッキ、CDドライブなどでも汚れによるトラブルを回避するため、専用のクリーニング用具というものが必ず存在した。デジカメや電子譜面の更新などでSDカードスロットの使用頻度は高く、5年も経てば汚れがついて認識不良が起きてもおかしくない。


 専用のクリーナーも市販されているが、価格はそれなり。例によって自力でやれないか考えたすえ、手持ちの吸い取り紙が使えそうな気がした。
 手描きで建築パースを描いていた時期に必要だったもので、いまでは無用の長物。しかし、まだ数十枚が引き出しに眠っている。適当な長さに切って、幅1センチくらいで6つに折ると、だいたいスロットと同じ厚みになった。
 CDドライブ用レンズクリーナーのクリーニング液を先端に数滴垂らし、スロットに抜き差しして端子部分を掃除。思っていた通り、かなりの汚れがついてきた。

 清掃後、さっそくSDカードを差し込んでみると、ごく短時間で認識。取り外しに要する時間も短くなり、イライラ感は払拭された。
 調べてみると、SDカードそのものも経年により、端子の汚れがけっこう目立つ。同様に綿棒などにクリーニング液を浸け、掃除したほうがいいかもしれない。