2021年1月17日日曜日

ポスト投入口を外開きに

 一昨日のこと。朝刊を広げると、新聞がかなり濡れている。未明から明け方に吹き荒れた暴風雪で、湿った雪がポストに入り込み、悪さをしたようだ。
 ポストを調べると、郵便物の投入口から下だけが濡れている。12月にも全く同じ被害があり、再補修せざるを得なかった。

 現状のポストには上と横の2ヶ所に投入口があり、新聞や大型郵便物に使う上の投入口は昨秋に防滴補修したばかりで、何も問題がない。
 やや低い位置にある郵便物の投入口は蝶番で上から吊るし、内側に開く構造にしてある。この収まりがやや甘く、常時5ミリほど開いている状態。想定外の強風で、ここから雨や雪が入り込んだらしい。


 隙間を塞ぎつつ、強風でも開かないよう太いゴムを投入口に貫通させ、ゴム端部を外側に固定してみた。ところが、これでも隙間はできてしまう。ゴムの収まりも安定しない。これが昨日までのこと。
 今日になって根本的解決を試みる。投入口に使っていた5ミリ厚のハードボードが薄いのが問題で、これを12ミリ厚のOSBボードに換えた。
 住所表示のプラ板を貼り直し、投入口のサイズを調整しつつ、あれこれ試行錯誤。しかし、どうやっても収まりや操作性が悪い。

 外気温はマイナス7度ほどで、とても外仕事をする陽気ではない。暖を取りながら続けたが、従来の内側に開く構造では、どうしてもうまく収まらないことを悟った。


 珈琲タイムののち、発想を180度転換して外に開く構造を試す。郵便物を入れる手の動きには逆行するが、上部投入口のように蓋を開けて入れる外開きスタイルなら、風雪に対しても強いはずだった。

 さっそく試すと、ぴったりうまく収まった。急に外開きに変わったことで配達担当者が戸惑わないよう、見た目ではっきり分かる傾斜とせり出しリブを設けた。投入時にはリブをつかんで上に開く仕組み。
 試行錯誤の繰り返しで手間取り、完成時にはあたりが薄闇に包まれていた。テストではうまくいったが、しばしの経過観察が必要だ。

2日後の暴風雪で問題ないことを確認