2018年8月13日月曜日

豪雨のBBQ

 今年2度目の家族BBQを強行実施した。「強行」と記したのは、数日前から天気予報がパッとせず、昨夜遅くの予報では午後から雨だったから。
 BBQコンロは屋外のウッドデッキ内にあるので、風雨の影響をモロに受ける。普通なら中止か順延だが、お盆帰省中の次男がこの日しか空いてなく、シフト制で働く長男夫婦の休みがそろってとれるのもこの日だけ。

 そこで数日前から実施を前提に、風の強いウッドデッキ南北方向をガードする防風シートを作り、さらには遮光ネットで覆ってあるパーゴラ屋根の上を防水シートで覆って備えることにした。

設営終了の12時近く。まだ雨は降っていない。

 午前中は時折太陽も顔をのぞかせる天気で、いまのうちにと次男と共に防水シートをかぶせる。自宅南壁の張替えでヌキ板を100本買った際の梱包シートで、ブルーシートに近い素材。
 ハトメの類いは一切ついてなく、固定法が問題だったが、サイズが2450×5200と大きいのを利用し、端部をパーゴラに巻きつけるように折りたたんで一部を目玉クリップで止めたら、何とかサマになった。
 いつもは夕方から始めるが、今回は昼食をかねて14時とした。しかし、天気予報を考慮して、さらに30分早めることにする。
 車で13時に迎えに行ったが、途中で早くも雨がぱらつき始める。家に到着するころにはどしゃ降りで、次男はすでに炭を起こして食材を焼き始めていたが、とても全員でBBQができる状態ではない。

 幸いに防水シートと防風シートが効いて、コンロは普通に使えた。そこで長男と次男を焼き担当に指名し、残りの家族は家の中で待機。焼けた食材が運ばれるたびに食べるという、変則BBQとなった。

食材の焼き始め。分かりにくいが、外は豪雨。

 あとで調べると近隣アメダスで9.5mmという豪雨だったが、防水シートからの雨漏りはほとんどなく、1時間半ほどで全食材を焼き終える。ラストの焼きおにぎりは妻が担当したが、その頃は雨もやや小降りになっていた。
 15時くらいには全員が居間テーブルに座ってゼリーやアイス、珈琲などでオヤツタイム。風邪気味だった孫娘は思いのほか元気で、ツクネ焼きやフランクフルト、氷下魚や焼きおにぎりをもりもり食べて大人を驚かせた。本格BBQデビューも近い。
 16時くらいに長男一家と孫娘はそろって2階でお昼寝。孫娘を寝かしつけながら、大人も一緒に寝てしまうという、よくあるパターンだ。勤労者はみんな疲れている。
 18時に孫娘とお嫁さんが起きてきたので、私が孫娘をお風呂に入れることになる。言葉が達者になり、会うたびに成長を感じる孫娘だったが、この日はほとんど泣かずに聞き分けよくお風呂に入ってくれた。


 19時ころにそうめんと私が焼いたチヂミで軽い夕食。早めのBBQで充分満足したせいか、皆あまり食べない。次男からの誕生プレゼントを中心によく遊んだ孫娘は終始ごきげんだった。
 妻は食材の準備に、私はライブと併行してハード面の準備に追われたが、豪雨をついて強行した家族BBQ、何とか無事にやれてよかった。