2018年8月2日木曜日

簡易蒸し器に調整脚

 先日の孫娘お誕生会に都合4度目の赤飯を炊いて持参したが、その際に使った簡易蒸し器に多少の問題があった。
 2016年11月のお食い初めで最初の赤飯を炊いたときに、簡易蒸し器の底に洗濯バサミを挟んで脚を長くし、底に溜める水の量を多くして間に合わせた。

 洗濯バサミはアルミ製の古いもので、安定性に欠ける。そこで今回は底部の突起に灯油用の樹脂製パイプを突き刺し、洗濯バサミと同じ50ミリ長にした。これで充分と思っていたら、炊いている途中で蒸し器が下がり始め、妻が自主判断で元の洗濯バサミに交換したという。
 調べてみたら、樹脂製パイプが途中でグニャリと曲がっている。想像以上の熱に耐えられなかったらしい。


 赤飯を炊く機会は今後も続くので、再度の改良を試みた。簡易蒸し器の脚はずっと高いままではダメで、アンマンなどを蒸す場合は、現状の25ミリのままがよいという。つまり、時に応じて脚を50→25へと自在に変えられ、なおかつ熱に強いという難しい条件だった。

 空き缶のようなものを高さ50ミリで輪切りにして下にあてがおうと考えたが、適当なものがない。木材で作るのが無難だったが、水を含んで劣化する不安がある。
 使えそうな端材を保存してあるお宝箱を漁ったら、内径15ミリくらいのステンレス管を見つけた。


 うまい具合に、簡易蒸し器の突起にピッタリ合う。長さ50ミリで3本切り、ヤスリで端部をなめらかにする。簡易蒸し器の突起形状をプライヤーで調整し、簡単には抜けないが、力を加えると抜けるようにした。
 セットしてみたら、これまでより格段に安定する。今回も費用ゼロで済ませたが、これでしばらくは使える。