2018年8月14日火曜日

IHヒーターグリルの故障

 昨日からの雨が午前中もシブシブと降り続き、湿度も90%前後と重苦しい。まるで疎ましい梅雨が再来したようで、予報によれば今週一杯はこんな天気が続くらしい。
 雨が止むころには、たぶん秋だ。ころがるように秋がやってくる。

 ウッドデッキのBBQ防雨防風シート類は張ったままだが、用が済めば部屋が暗いだけで鬱陶しい。雨雲レーダーをチェックし、午後の2時間ほど雨が止むらしいことを知る。
 昼近くにシートの固定ベルト類を外し、風に泳がせて雨のしずくを飛ばす。予報通りわずかに太陽も顔を出し、濡れたシートは一気に乾き始めた。

 14時ちょうどにすべてのシートを家の中に取り込む。壁に使った2枚のシートは畳むだけだったが、屋根に使った大型シートは一部に穴が開いていたので、次回に備えてビニールテープで補修した。


 昨日のBBQでは湿度が高いせいか炭の火力が弱く、妻が氷下魚を焼くのにIHクッキングヒーターを使おうとした。ところが、グリルが機能しないという。やむなく氷下魚の一部はフライパンで焼いた。
 今日になって調べてみると、ランプは点くが熱くならない。前日までは普通に使えたが、災いは突然やってくる。

 グリルとラジエントヒーターはニクロム線を熱源に使っている。過去に同じ熱源のロースターが壊れたときの経験から、ニクロム線の断線である可能性が高かった。
 皿を外してヒータ部分を軽く叩いていたら、突然金属カバーが折れてしまった。中からは切れたニクロム線が見える。やはり故障箇所はここだった。
 新築時につけたIHヒーターはパナソニック製で、すでに19年が経過する。平均的寿命は5〜10年で、IHヒーターがまだ物珍しかった時代の製品としては、実によく持ってくれた。
 グリル部分だけを修理する考えもあったが、調べてみると出張修理費は2〜3万ほど。(持ち込み修理は不可)ネット通販をあたると、同等以上の製品が4万弱で買える。19年前は20万近くもしたが、随分と安くなった。
 他のヒーター類に異常はないが、車や家電はひとつ壊れると故障が続くことが多いので、そっくり買い換えるのが正解だろう。

 交換工事を外注すると別途2万円弱かかるが、自力でやっている人が多数。古い取説やYouTubeなどで交換方法を調べると、最近やった温水洗浄便座の設置よりも簡単そうだった。
 はめ込みサイズやコンセントの仕様、必要アンペア数などを慎重に調べ、同じパナソニックの製品をAmazonに発注。大型商品なので配送料がかかるが、多くの出店者から総合的に最も安い店を選択。いろいろ含めて4万円強で済んだ。
 このほか、交換したヒーターを処分するのに大型ゴミとして別途500円かかる。(リサイクル等を調べたが、残念ながら対象外)
 お盆の真っ最中なので、発送手配は17日以降。手元に届くのは来週になりそうだ。それまで魚はフライパンで焼いて凌ぐ。