2018年8月19日日曜日

IHヒーター自力交換

 グリルが壊れて使えなくなったIHヒーターをAmazonに注文してあったが、早くも今日それが届き、さっそく交換作業を実施した。

 買ったのはこれまでと同じパナソニック製のKZ-G32AST。配送料などを含めて総合的に検討し、最も安いマーケットプレイス出品者から40,320円で購入した。
 19年間使ったKZ-321Cは天板も本体も黒だったが、黒すぎてヒーターの中心がよく見えず、鍋位置がずれるという欠点があった。気分転換も含め、ヒーターの位置が分かりやすいグレーを今回は選択。
 汚れがやや目立ちやすいが、掃除に気を配れるという利点にもつながる。
 まず古いIHヒーターを取り外す。設置工事説明書を保存しておいたので、その逆の順で分解したが、およそ以下の手順である。

1)コンセントからプラグを抜く。我が家の場合、キッチン扉を開けると見える位置にコンセントはあったが、本体を外した奥の壁についている場合もあるらしい。


2)サイドカバー、正面飾り枠、吸排気パネル、ロースター扉&受け皿、キッチン扉を取り外す。キッチン扉は本体着脱に干渉しそうな左側だけ外した。


3)前固定金具2本、後固定金具1本をドライバーで外す。前固定金具は完全に取り去り、後固定金具はネジをゆるめて金具を左回転させるだけ。


4)本体奥の部分を持ち上げて手前に回転させるようにして取り外す。19.5キロあったが、一人で充分やれる。
(コンセントが奥の壁にある場合、ここでプラグを抜く)


5)あちこち油汚れがひどいので、洗剤で入念に掃除。

 取説を参照しつつ、新しいIHヒーターを設置する。こちらは2キロ軽い17.5キロなので、作業はさらに楽だった。

1)グリルを取り外し、コードを挟まないように注意しつつ、手前を起点に奥へ回転させるようにワークトップ穴にはめ込む。
(コンセントが奥の壁にある場合、先にプラグを差しておく)


2)左右のサイドカバーを取り付け、ネジで固定。


3)本体の位置をスケールで測りながら並行がズレないように調整する。

4)後固定金具1本→前固定金具1本の順で固定。


5)フィルター、吸気口カバー、排気パネル、グリルを取り付ける。

6)コンセントにプラグを差す。(コンセントが見える場所にある場合)その後、電源を入れて各種設定をして終了。


 古いヒーターの取り外しに20分、掃除に40分。新しいヒーターの設置と片づけに40分、計1時間40分を費やした。家電関連のDIYとしては手強い部類だが、2万円弱の外注工事費を浮かし、無事に自力での作業を終えた。
 主に妻が料理で使うということもあって、購入費は全額妻が出すといったが、先日買った温水洗浄便座も妻が大半を負担した。話し合いのすえ、折半することで決着。住宅備品といえなくもなく、まあ妥当な落とし所か。
 同じパナソニック製なので操作方法に大きな違いはなく、戸惑わずに使える。これまで回転収納式だった操作パネルは、天板手前に一列に並んでいて見やすく、操作しやすい。
 主電源は無操作が15分続くと自動で切れる。グリルは受け皿に水を入れない両面焼きスタイル。他の新機能もいくつかあるようだが、必要に応じて覚えたい。