2018年8月10日金曜日

BBQ防風シート

 ウッドデッキでのBBQに備え、吹きさらし状態の南北方向を覆う防風カバーを作ることにした。ウッドデッキ東側は建物なので東西方向の風はなく、建物を回り込んだ南北から時に強い風が吹きつける。
 風の強い日や低温の日はBBQを避けるべきだが、子供たちの休暇スケジュールなどの都合で、日を選べないことも多い。雨さえ降らなければBBQは強行で、風はシートである程度は防げる。
 これまでは6畳大のUVシート(グレーの樹脂シート)を風上側に張って凌いでいたが、斜めのパーゴラから下側には張りにくいという欠点があった。南北から巻くように風が吹くこともあり、できれば最初から両側に張りたい。
 採寸してみると、水平に貼れば現状の半分の大きさで充分足りることが分かった。買って20年経つが、全体を広げて使うことは稀。思い切ってハサミで半分に切ることに。
 これにより、シートは1690×2560が2枚となる。まず北側から作業を始めた。


 北側の上端にビスがなく、鋼板壁やサッシに新たな穴を開けたくなかったので、テラス戸上端の蝶番を固定しているビスの1本を緩め、細い針金をフック状に細工して止めた。
(あまりお勧めする手段ではないので、真似される場合は各自の判断で)
 シート上端のハトメにヒモを通してフックを引っ掛け、水平に張りながら反対側の柱に巻きつける。もう片方の上端にあるハトメに長めのヒモを通し、長さを調整しながらパーゴラの水平梁に止めてあるビスに掛けた。

 壁側のシート下端は引っ張りながらハトメ部をウッドデッキ床梁にビスで固定。反対側下端のハトメには自転車チューブを利用したゴムベルトを通し、同じくデッキ床梁のビスに引っ掛けて固定した。


 ほぼ構想通りに完成。半分に切った関係で、南側に張るシートにはハトメが一部ついていない。そこで代用となるヒモをリング状にし、ジーンズの端布と共にミシンで縫いつけることにする。すでに設置済みの遮光ネットでやった手法と全く同じだが、ネットよりはるかに作業はしやすい。
 そのまま南側にも張ろうとするが、南側壁の上端には固定するものが何もなく、木壁から別の部材を持ち出す必要がある。あいにく雨もパラついてきたので、作業は明日以降に持ち越し。

「いっそ壁と屋根に透明ポリカ波板を張れば?」と妻は言うが、BBQは年に数回。基本的に開放的な空間を好むので、普段は何もないのがよろしい。