最初に作った子供椅子に習って、木製のガードをつけようかと思ったが、今後の急な成長を考えると、頻繁に作り直す可能性がある。
そこで急な成長にも随時対応出来るよう、可変式安全ベルトの採用を決めた。木よりベルトの方が自由度も高い。
腰ベルトには、廃棄したショルダーバックについていた幅30×1M長のベルトを転用することにする。この種のベルトは捨てずにとっておくと、何かと利用価値が高い。常用するギターストラップも廃棄したスポーツバックのベルトを利用したものだ。
腰ベルトだけでは安定しないので、腰ベルトから垂直に下ろして両足を支持する縦ベルトも必要だった。
こちらは30センチくらいは欲しく、腰ベルトの一部を切って使うつもりだったが、そうすると腰ベルトの余裕がなくなって柔軟性に欠ける。いろいろ探して、幅25×30センチ長の手芸用布テープを見つけた。
座板裏、縦ベルト固定部 |
背板裏、腰ベルト固定部 |
久しぶりにミシンを引っ張り出し、縦ベルトの両端を4センチほど折り返して縫う。出来た輪の中にそれぞれ横ベルトと固定用金具を通し、金具側は椅子座板の裏面端部に2本のビスで固定した。
背板の背面中央に横ベルトを止める別の金具を釘で固定して終了。横ベルト上端の高さは座面プラス10センチにしたが、実際に座ってみて合わなければ、座板裏の金具位置をずらすことにより、簡単に調整できる。