2018年1月2日火曜日

引き際&やめ時

 正月だが、風邪気味の体調はいまひとつで、あまり酒も飲まずに、子供や孫のサービスに専念する。息子2人は朝から延々飲んでいたが、酒を飲むにも体力が必要ということだ。
 オセチ料理は例年通りの定番メニューが並んだが、伊達巻が市販品と変わらぬ出来栄え。孫娘は鶏の松風焼きがエラく気に入ったらしい。あとは栗きんとんと煮しめも少し食べて、大人の仲間入りも間近。
 大人が5人もいてあれこれ構ってやるせいか、この2日間で孫娘は随分成長した。ぬいぐるみ相手のママゴト遊びを覚え、言葉もかなり達者になって、「ジッジ」「バッバ」などと私や妻の名を呼ぶ。

 自宅はマンションなので階段はないが、妻が試しに我が家の階段を上らせてみたら、すごいスピードであっという間に2階に到達。
 さすがに下りるのは無理だろうと様子を見ていたら、お尻をずらせて1段ずつ下りる技を自分で会得。これまた一気に下まで下りてしまった。まだ見守りは欠かせないが、子供の成長は著しい。


 外遊び用のスノースーツとブーツを持ってきたので、外に出て雪遊びもやった。
 あいにくソリを買ってなく、思いついて除雪用のスコップに載せて引っ張ってみると、初めての本人はおっかなびっくりで、喜んでいるのは周りの大人。運動神経は悪くなさそうなので、じきに慣れる。

 遊び疲れた孫娘が夕食後に寝てしまい、かなり遅めの21時半に長男一家を車で送り届け、お接待役を無事に終えた。
 自分のライブ活動と子守り、そしてお接待の連続でかなり疲れたが、やってあげられるうちが華である。
 年賀状を読んでいて気づいたが、「退職しました」「現役引退しました」という少し寂しげな添え書きと同時に、「まだ働いています」「ボランティア活動やってます」といった対照的な添え書きが入り混じっていて興味深かった。
 70代を目前に控えた微妙な世代なので、そうした傾向になるのだろう。自分の年賀状には近況そのものを本文に入れてしまうというスタイルを長年とっているが、今年は「引退」と「活動中」の両方が入っている。

 今年の抱負として、特に健康面でのバランスをとりながら、いかにして弾き語り活動を細くても長く続けてゆくか?にある。
 以前より風邪を引きやすくなっていて、体力面での衰えをヒシヒシ感じる昨今。「まだまだやれる」は、「そろそろアブナイぞ」の危険信号と戒め、引き際&やめ時は常に頭に入れておくべきだろう。