2018年1月10日水曜日

爪甲剥離症が完治

 70歳を間近に控えて、健康面でのさまざまな不安が湧き上がりつつある昨今だが、珍しく健康に関する明るい話題である。
 2016年7月に突如左手の中指に発症した爪甲剥離症、病院にもかからずに独自の治療を延々続けていたが、一進一退を繰り返していた。

 その後1年半を経て、ようやく完治した模様。対策として水仕事の際は必ず左手にゴム手袋をはめ、入浴時は左手を湯船に浸さないよう心がけてきたが、地道な努力が報われて爪の剥離は1ヶ月ほど前から完全に消え、この半月くらいはそれらの対策を全てやめているが、いまのところ再発はない。

 罹患直後の爪の状態は以下の通りで、左手中指の爪が3ミリほども白く剥離している。

2016年7月、発症直後の状態

 1年半を経た現在の状況は以下の通りで、剥離は全く見られず、ごく普通の健康的な爪である。

2018年1月、完治した状態

 過去にもふれているが、対策は以下の通り。

1)一般の皮膚病の薬は一切つけない。
(当初、水虫の薬をつけたが、すぐに中止)
2)水仕事は極力避け、やむを得ない場合は台所用のゴム手袋を使用。毎日の食器洗いと夜の歯磨きには、必ずゴム手袋を使う。
3)爪を傷めやすいDIY作業や畑仕事、観葉植物の手入れなどには、薄手のゴム軍手を着用。
4)乾燥がよくないとの情報を得て、爪の先端部にハンドクリームを日に4〜5回ほど塗る。
5)入浴前にはハンドクリームを念入りに塗り、爪をお湯に浸けないよう努めた。
 以上の対策をまず半年間続けた。その後の半年間でハンドクリームを塗る回数をじょじょに減らし、最近の半年間はハンドクリーム自体を塗らず、対策は水仕事時のゴム手袋と入浴時に湯船に浸さないことだけだった。
 爪甲剥離症は皮膚科でも治療が難しいと聞くが、工夫次第で自分でも治せるようだ。同じ手法が万人に有効かどうかは分からないが、困っている方の参考になるかもしれない。