居間の西側に作った手製のベンチには、全部で4つのクッションが置いてあるが、常用するのはせいぜい2個。主に昼寝用で、残る2つは単なる飾りと化している。
マンション時代にコタツで昼寝をする際に使っていたものだが、調べてみたらどちらも傷みが激しく、この際大きいほうをを捨ててしまうことにした。
残るひとつは破れたカバーだけを作り直して様子見。それでもベンチ上はかなりスッキリした。
ついでに2階吹き抜け上にずっと飾ってあった手製のパッチワークマットを捨てることにする。作って30年以上たち、こちらも色あせが激しい。手作りなので多少の思い入れはあるが、不用品は定期的に処分するよう心がけているので、いい機会である。
どちらもウッドデッキ下に置いてあった断捨離専用の20L大型ゴミ袋に詰め込む。これまたついでに、ポリカ波板の最後の廃棄処分品も小さく切って入れた。
ひとつだけ作り直したクッションカバーの作業で、最近調子の悪いミシンを使ったが、今日は一度もフットコントローラーの動作不良を起こさずに済んだ。
実はフットコントローラー以外にも壊れた箇所があり、「ミシン押さえ」と呼ばれる鋳鉄製の重要な部品の一部が欠けた。本体にネジで固定する部分なので、このままでは作業できない。
買って30年近く経つ製品なので、メーカーではとっくに部品生産を終えている。アマゾンを中心にいろいろ代替品を探したが、汎用品で見つかったのは直線縫い限定の商品のみ。ジグザグ縫いをよく使うので、これでは代用不可だ。
部品交換はあきらめ、取れた部分を瞬間接着剤で固定し、さらに被覆つきの細い針金で二重にしばって固定した。完全なる間に合わせ仕事だが、こんな荒っぽい修理がけっこう長持ちしたりする。
自分の身体と同じであちこちにガタがきて廃棄寸前だが、しばしの延命措置である。