2017年7月9日日曜日

床下の冷気利用

 札幌は3日続けて30度を突破。エアコンを持たず、まだ遮光ネットを窓外に張っていないので、さすがに堪える。昨日のライブ疲れもあって、何もせずに終日ボ〜としていた。
 妻が「1階の床がひんやりしていて涼しい」と、無垢材床の上にゴロリ横になり、ウツラウツラしている。ちょっと気になって、赤外線放射温度計であちこちの温度を測ってみた。

 午後2時ころの一番暑い時間で、外気温は32度くらい。2階は床も壁も天井も外気温とほぼ同じの31度強。1階室温は概ね29度弱だが、妻が「涼しい」といった中央部の床は27度くらいしかなく、2度ほど低い。
 思いついて居間中央にあるパッシブ換気の通気口を開け、床下土間の温度を測ってみた。すると、21.4度という脅威の数値。直上の居間より8度近くも低い。1階床は床下空間と断熱材なしでつながっているので、これが涼しさの要因だ。
 その後夕方まで、点検口をかねた通気口を全開状態にしてみたが、足元がかなり涼しくなった。
その後「パッシブ冷房装置」として実現させました


 パッシブ換気は冬を旨として設計されていて、床下のパネルヒータからの暖気を、温度差を利用した自然の上昇流で上方へと導き、家中を暖めている。
 しかし、夏でもあまり温度変化のない土間コンクリートの冷温を、上方へと導く有効な方法が見つからない。自然循環に逆らう流れになるので、少なくとも動力ゼロでは難しそうだ。使っていないダクト換気扇があるので、これを使ってテストしてみようかな、と考える。
 昨日のライブ後に急速に声がかすれ、特に高音が満足に出せなくなった。やはり喉には相当の負担だったようだ。咳はそれほどひどくないが、声がこのままでは13日のライブは難しい。

 いろいろ調べて、紅茶によるうがいが喉の痛みや声かすれに有効、との情報を得た。各種の殺菌成分が含まれているんだとか。簡単にやれるので、さっそく試してみることにした。これで回復すれば、非常に安上がりなのだが…。