2017年7月23日日曜日

南側窓外にも遮光ネット

 昨日西側ウッドデッキのパーゴラ上に設置した新しい遮光ネットを、今日は居間南側の窓外にも設置した。
 こちらは枠となるものが何もないので、窓の上下に止めたビスにヒモでしばる方式でこれまでやってきた。今回も同じ手法で設置するつもりでいたが、遮光ネットのサイズが幅4000×高2000の1枚ものになり、かなり余裕がある。

 そこで思いついて、上端部はこれまで通り窓の上に止めたビスにしばり、下端部は外側へスカート状に広げて、敷地境界に打ってある木杭にロープでしばることにした。
 これにより、遮光ネット下側が三角形に開放され、室内から見ても圧迫感は少なくなるはず。


 固定用のヒモをミシンで縫いつけた位置は西側と全く同じにしたので、外壁側のビスは簡単に止め終えた。下側ではなく、斜めに引っ張られるので、ビスは木材の小口に横向きに止め、抜けにくくした。

 まず上側のヒモから順にしばってゆく。次に下側のヒモをループ状にしばり、その輪の中にテント用のロープを通す。ロープには自在金具がついていて、あとで簡単に長さを調節できる。


 敷地境界にある木杭は地面にまず50センチの足場パイプを打ち込み、その上に継ぎ足すように45×45のタルキを打ち込んでいる。設置後18年が経過したが、ほとんど腐食は見られず、安定している。
(タルキを直接打ち込むと、数年で腐ってしまう)
 遮光ネットのヒモと相対する位置の木杭にビスを止め、そこに先程のロープをしばってゆく。ロープ端部は最初からリング状にし、単純にビスに引っ掛けるようにした。

 50年近く前に買った古い簡易テントのロープと自在金具だけを保存しておいたが、今回それがようやく活きた。ロープは径4ミリで、1ヶ所につき3Mほど使用。ロープも自在金具もそう高いものではなく、買ってもたかが知れている。


 ロープの自在金具を順に調整して終了。結果として、ネットの角度は水平から35度くらいになった。軒下は普通に通れるし、家庭菜園の日照にも影響はない。

 思っていた以上にいい感じに収まり、心配だった黒い色もそれなりに建物に馴染んでいる。しかし、やはり心配は台風。台風シーズンになる前に、外してしまうのもひとつの考えかもしれない。