2017年7月10日月曜日

喉に効く漢方薬

 札幌は4日連続の真夏日で、7月上旬としては125年ぶりの記録だとか。昨夜は暑さと咳でよく眠れず、明け方に2階寝室の窓を開けたら、ようやく眠りにつけた。
 遅い朝食と昼食を食べ、午後から車で買い出しに行く。ついでに喉痛や声がれによく効くという漢方薬を探しにツルハに行った。

響声破笛丸料」という、いかにも喉に効きそうな名の薬で、声のプロである歌手や声優、アナウンサーに愛用者が多いとか。アマゾンで入手可能だが、時間がかかるのでネット通販で取り扱っているツルハにまず行ってみた。

 アマゾンよりかなり高いが、12包入り1,360円で店頭に置いてあった。この日はたまたま全商品5%引きのセール日。それでも1回分100円強で、薬としてはかなり高め。


 トライアルで定番品を買ったあと、いったん家に戻って母の暮らす施設に電話し、フリカケやジュースの在庫を確かめた。先月13日に届けてからおよそ1ヶ月経つが、どちらもほぼなくなっていた。
 フリカケが6袋、濃縮カルピスが4本だったが、今回も同じ品を同じ数だけ買って届けることにする。なくなりつつあるチョコレートも加え、2千円強。フリカケもカルピスも我が家とは比べ物にならないハイペースだが、子供の顔も分からなくなった母の、いまや唯一の楽しみと言っていい。
 家に戻って、13日に歌う予定の介護付有料老人ホームに電話連絡。声がれが回復せず、全く歌えない状態なので日程の順延をお願いするつもりだったが、ギター伴奏だけでもいいから、何とか予定通りにやって欲しいと強く望まれた。
 スケジュール変更ができないとは驚きだったが、施設によって事情があるのだろう。悪いのはこちらなので、先方の希望に沿って、いろいろお話しした。

 過去に職員さんに交代でボーカルを担当してもらい、私はギター伴奏に徹して30分ほどコラボ演奏したことがあると告げると、ぜひそれで演って欲しい、となった。今回の時間は20分なので、負担としては軽い。
 選曲の打合せをする時間がないので、ごく一般的な夏向きの曲で、若い職員さんでも歌詞さえ見れば歌えそうな曲、という観点で数曲の候補を出したら、あっさりOKが出て拍子抜けした。
 歌詞はプロジェクターを使った投影で、聴き手も参加できるようにする。要はこれまでいろいろ試してきたことの集約なのだが、思いがけない形でそれが活きることになった。
 予備を含めて決まった7曲の歌詞データを、フォントを倍に拡大した電子譜面にさっそく落とし込む。ともかくも、喉を使わずに予定通り演れそうで、少しホッとした。
 買ってきた響声破笛丸料」を夕食前と夕食後の2回飲んでみたが、爽快感は確かにある。しかし、一部の情報にあった「飲んで30分後にスッキリ声が出る」という劇的な即効性は、私の場合はなかった。
 しかし、症状が回復しているのは間違いない。他に紅茶のうがいや大根ハチミツもやっているので、何が効いているのかハッキリしない部分もあるが、明日また3回飲んでみる。
響声破笛丸料」には人によって副作用もあるので、よくお確かめください)

 薬はさておき、酷使で声帯が傷んでいる感じなので、少なくとも今週いっぱいは歌や大声は自重して養生しなくては。