2016年11月6日日曜日

ベビーシート

 小さな家族が増えた長男夫婦、日々の暮しと子育ては手探りながらも、夫婦が協力し合ってうまくやっているらしい。

 ひとつだけ小さな問題があって、これまで私の家に遊びに来る場合、最寄りの地下鉄駅まで私が車で迎えにゆき、帰りはマンションまで直接送っていった。大人だけだとこれで問題なかったが、赤ちゃんを車に乗せる場合、チャイルドシートの使用が平成12年から義務化された。
 罰則はないが、1点が減点される。法的な問題は別にし、使ったほうが安全なのは間違いない。長男夫婦は車を持たない暮しなので、今後のことも考え、我が家にチャイルドシートを備えておくことにした。
 調べてみると、チャイルドシートは最も小さいものでも対象年齢が9ヶ月から。これ以下だとまだ座席に座れないので使えない。

 ちょっと困ったが、さらに調べると赤ちゃんレベルでも使用可能な「ベビーシート」という製品があることを知る。
 家の中では椅子(ゆりかご)移動時はキャリー、車の中ではチャイルドシートと、3通りに使える便利なもの。これなら赤ちゃんが寝てしまっても、そのままそっくり持ち歩ける。


 値段はピンからキリまであったが、ECE R44/04というヨーロッパ安全規格に適合していて、送料込み6千円弱で買える品を楽天市場で見つけた。
 対象は体重13Kg以下で、おおむね0〜1歳児。1歳を超えると普通のチャイルドシートが3千円程度で買えるので、それまでのツナギにはなる。昨日それが届いたので、さっそくセットしてみた。
 主たる目的が車用なので、思っていたより頑丈な作りだった。底面に緩いカーブがあり、床に置けば足や手で簡単に揺らせる。
 肩ベルトの位置や長さは調節可能で、ハンドルの位置は4段階にロックできる。移動時は取手として垂直に立て、床に置くときは水平に倒す。車に固定するときや揺らす際は前45度あたりか。重さは2.5Kgくらいだった。

 シートの背面には着脱可能な折畳式の幌(カバー)がついている。夏の陽射しを遮るほか、ちょっとした雨や雪も防げそう。


 車の座席に固定する際は、後ろ向き限定である。しかし、横に座った大人と対面する位置なので、大きな問題はないだろう。3点式シートベルトが必須条件だが、装着自体は難しくない。

 まだホンモノの赤ちゃんを載せてないが、おそらく先に赤ちゃんを載せてからシートベルトで固定するという順序になりそう。実際に使った印象は、後日追記します。