フロートにつける重さを15〜40gの範囲で調整すればいいことは分かったので、まずは25gを試す。このあたりが程よいはずだったが、なぜか重すぎる。フロートの先端に装着したので、支点からの距離が長くなり、想定よりも効いてくるようだ。
いろいろ材料を変えて試すうち、フロートを固定しているストッパーが外れてしまった。いい機会なのでいったん抜き取り、曲がっていた支持棒を直線に近づける。フロートの固定は、ビスを穴に直接ねじ込んでやることにした。
試行錯誤のすえ、ようやく適当な位置に止まるポイントを見つけた。2種類つけたL字金具とビスの合計重量は15gほどだが、すべて支持棒の先端に配置できたので、テコの原理で軽くても充分効果的らしい。
昨日の最終写真と比べると分かるが、赤い指標の上端が数ミリ下がり、ほぼ適正値を指している。(灯油業者は満タン以上に給油するのが常である)
結果として、計算した浮力の1/3程度の重りで済んだが、重りをつける位置がかなり影響するようだ。支持棒やフロート自体の重さも関わってくるので、軽めの重りから順に微調整するしかない。
満タン時の場合はこれでOKだが、問題は半分以下に減ったときの表示。かなり前に「支持棒を途中で折り曲げる」という手段で満タン時の指標を合わせたことがあるが、半分以下になると誤差が激しくなり、使えなかった苦い経験がある。