2016年11月22日火曜日

再びのギックリ

 私にしては早い7時半に起き、母の暮らす施設へと向かう。先月に引き続き、骨折して入院手術後の2度目の通院だった。
 うっすら雪が降り、気温は零度ほどと寒い。9時に施設に付き、母にコートを着せて持参の毛糸帽子をかぶせる。通院は家族の役目なので、先月同様に私の軽自動車で病院へと向かった。
 9時10分に施設を出たが、やや渋滞していて、30分かかった。後部座席を倒して積んでおいた車椅子を取り出し、ロックをセットしようと屈んだとたん、腰に激痛。例のギックリ腰で、症状が改善されてきたので、この日は油断してコルセットもホッカイロもつけていなかった。

 痛みを必死でこらえ、母を載せてひとまずは病院に入る。ただちにレントゲン撮影となったが、待っている間も腰が痛むので、周囲に人がいないのを幸いに、床にしゃがんで急きょ腰痛体操をやった。
 母の通院で整形外科にやってきたはずが、診察して欲しいのは自分という情けない状態。このところの多忙とストレス、そして低温とが遠因になっているのは間違いない。明日のライブをこなせば、しばらくスケジュールが空くので、養生しなくては。


 母の症状はかなり改善されていて、すでに痛みは訴えない。先週施設で椅子から落ちたそうだが、特に問題とはなっていない。
 大腿骨と肘の患部かなり修復されているそうだが、残念ながら左肘のギブスを外すには、時期尚早とのこと。今日こそはギブスが外れ、通院引率の煩わしさから解放されると期待していたので、ちょっとガッカリした。

 しかし、高齢ということもあり、骨の復活には時間がかかるというので、仕方がない。当分は親や子供、そして孫まで、幅広く気を配らなくてはならない。これも持って生まれた宿命と覚悟を決めるか。
 腰をかばいつつ母を施設まで送り届けて、この日の役目は何とかやり終えた。自宅に戻ってただちにホッカイロを腰に貼る。昼食をとってどっと疲労感に襲われ、予備ベットで2時間ほど仮眠。
 その後、夕方まで進行中の仕事を続けたが、ホッカイロが効いたのか、かなり楽になった。明日のライブではまた機材を運んだりするので、コルセットをつけて臨むことにしよう。