2016年11月19日土曜日

40年ぶりの子守り

 午後から長男夫婦と近隣のイオンで待合せた。テナントで入っている写真館に寄って、仕上がったお食い初めの家族写真を受け取る。額に入った立派なものを2つもいただいた。
 いつもは緊張で写真映りのよくない妻が、珍しくよく撮れていた。他のメンバーも善男善女の顔がそろっている。いい記念になった。

 帰路は長男夫婦の求めに応じ、西松屋に寄ってベビー用品を調達。紙オムツや衣類が中心だが、握ると水が飛び出すアヒルのオモチャが売っている。お風呂用のオモチャがないというので、プレゼントで買ってあげた。
 最初に生まれた自分の娘にも、お風呂用の泳ぐ恐竜のオモチャを最初に買った記憶がある。娘はエラく気に入ってくれ、お風呂以外でもずっと遊んでいたもの。そんなことを思い出す。
 家までの道のりは、先日買ったベビーシートを初めて試した。ミッフィーの人形でテストずみで、問題なく載せられた。後部座席限定なので、横にはお嫁さんが座って見守る。自宅に着くとシートベルトを外し、取手を持ってそのまま運び込んだ。
 以降は7時間近く、オムツ交換とミルク時以外はずっとゆりかごとして寝かせておいたが、なかなか便利に使える。


 妻はお茶や夕食の準備に忙しく、子供をあやすのは必然的に私の担当。まずは30年前に買ったカシオの自動演奏キーボードを引っ張り出し、子供用の歌をBGM的にエンドレスでかける。
 飽きると我が子が小さかったころを思い出し、「変顔」を作ってあやしたが、これは受けた。ゲラゲラ声をあげて笑っている。40年経っても、子供が喜ぶものに違いはない。

 途中からはギターを引っ張り出し、子守唄やら童謡を思いつくままに弾き語る。まだ4ヶ月足らずの孫娘、じっと見つめて聴いている。すごい集中力だ。
 歌い続けている限り、決して泣くことはないが、歌う方も休みなしだと、さすがに疲れる。しかし、ギターでの弾き語りが立派に子守りとして通用することが分かった。
 子供が加わると、全ての行動が子供中心になるものだと再認識したが、これが家族としての新しい在り方なのだろう。