やれやれと2階のPC前でネット閲覧をしていたら、1階で何かの警報がけたたましく鳴る。地震警報だ。いつもは携帯が真っ先に鳴るが、今回はテレビが先。
「地震来るぞ〜」と、階下の妻に大声で呼びかける。(暖房ボイラは…)と一瞬思ったが、タイマー設定ですでにオフになっていることを思い出す。
数秒後にユラユラと揺れ始める。たいしたことないか…、と思ったとたん、今後はガツンと強い揺れ。立ってPC作業をしていたので、液晶モニタは不安定な高い位置に置いてある。しかし、ストッパーが効いていて、机上に置いてあるよりむしろ安定している。
かなり強い揺れだったので、階下に降りて玄関ドアを開けるべきか一瞬迷ったが、階段から落ちては本末転倒なので、じっとそのままの姿勢で収まるのを待った。
棚に4つ置いてあるケン玉が次々と倒れて落下。続けて本に立てかけてある小さな額縁も落下。ガラスは使っていないので割れはナシ。
1階では棚のカエルのぬいぐるみが床に落ちていた。食器棚は柱に強固にビス止めしてあるので、何ら問題なし。妻は立ち上がって窓に立てかけてあるDIY太陽集熱器が倒れないよう、手で押さえていたらしい。
省エネのため、冬季間の昼間限定で南窓に置いてある箱だが、確かにバランスが悪い。何らかの転倒防止策を考えておくべきだった。
住んでいる札幌北区の震度は4だった。地盤の悪い地域なので、体感的な揺れは公表震度よりも大きい。最大震度は函館や浦河の震度5弱。4年ぶりの大きな揺れだそうで、テレビでは特番を組むほどの騒ぎ。
ほどなくして長男のお嫁さんからお見舞いメールが届いたが、幸いに人にも家にも備品にもダメージはなかった。
地震騒動のさなかに、またまた雪が激しくなった。夕刻までにかなり積もって、直近のアメダスでは1日で25センチの積雪を記録。夕方にまた玄関前を除雪する羽目に。
揺れたり降ったり、自然の脅威に振り回された一日だった。